関東鉄道 1816MK

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関東鉄道 1816MK/三菱KK-MJ26HF改+三菱バス製造(AeroNostepMidi)

北相馬郡守谷町(当時)のコミュニティーバス「やまゆり号」の、
路線拡充に際して2001年に水海道営業所に投入された、
1816MK・1817MKは関鉄では唯一のAeroNostepMidiです。
1996年の「やまゆり号」運行開始に際しては、車イス乗車のため、
中扉をリフトとした専用車、1719MKを投入していましたが、
今回はノンステップ車での対応とされました。

三菱AeroNostepMidiは主に貸切バス向けに販売された
7mクラス中型車、AeroMidiMJシリーズで採用されてきた、
T-DRIVEと呼ばれるチェーン式アングルドライブを
ノンステップ車に応用し2000年に販売された車種で、
7mクラスと9mクラスとが用意されていましたが、
型式は共にKK-MJ26HF改とされ、ややこしい所です。
もちろん、「やまゆり号」専用車1816MK・1817MKは
ホイールベースは5.26mと長くとった9mクラスで、
クラス最大のノンステップエリアを誇ります。
ただし、このような特殊な機構を嫌ったのか、
関鉄では結局、この2両のみの投入に留まっていて、
一般路線車としての投入はありませんでした。

この2両は当然中引戸仕様ですが、「やまゆり号」は
前乗り前降りで均一料金制であるため、1719MK同様、
車イスの乗降が無い場合は中扉は締切扱いでした。
ユリの花が描かれた赤色の専用塗装を纏うこと、
コース別に色分けされた方向幕を装填することも、
また、先行の1719MKと同様です。
なお、一時期、系統番号入りの方向幕を
表示していたこともあるようです。

内装は座席表皮が東武バスの様な、
灰色系の幾何学模様の柄物である以外は、
当時の関鉄としては一般的なものですが、
イボ付の黄色い敷物が通路中央部に貼られ、
点字ブロックのようになっているのが特徴です。
また、乗降口側最前列の座席には、
「ハッスル黄門」の縫いぐるみが置いてあり、
座れないようになっているのがユニークです。

さて2009年、守谷市は「やまゆり号」の再編を実施し、
新たなコミュニティーバス「モコバス」となりましたが、
併せて1816MK・1817MKは「モコバス」専用車となり
行先表示機のLED化、塗装の変更がなされました。

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更に2013年、低床色に改められて路線車に転用され、
併せて、潮来営業所へと転出しています。
結果的に、外装が三度変更されたことになりますね。

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【諸元】
登録番号:土浦200か・286→水戸200か1382
年式:2001
型式:KK-MJ26HF改
機関:6M61-3(8201cc 225ps/2900rpm)
ホイールベース:5.26m

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関東鉄道 1816MK への2件のフィードバック

  1. Y のコメント:

    系統番号入りの幕を使用したのは、1816と1817が投入された2001年10月からつくばエクスプレス開通で再編された2005年8月までで、広報もりやにも花束贈呈時の同車写真が掲載されていました。

  2. 大曽根線 のコメント:

    >>Y様
    いつもコメントありがとうございます。
    Y様より以前ご教授頂くまで、
    方向幕の変化には気が付かないままでしたので、
    変更の時期も判らなかったのですが、
    つくばエクスプレス開業時の再編のタイミングで
    方向幕が変更されていたのですね。
    貴重な情報をお寄せいただきありがとうございました。

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