ジェイアールバス関東 L534-02513


ジェイアールバス関東 L534-02513/三菱KL-MP37JM+三菱自動車バス製造(AeroStar)

横浜市交通局中古車で横浜市時代の局番は2-2647です。
2002年に本牧営業所へ投入された、本牧らしい三菱車で
廃車となった後にジェイアールバス関東へ移籍を果たし
元2-2644のL534-02511、元2-2645のL534-02512と共に
2019年に、小諸支店長久保営業所へと投入されています。

毎年恒例の高遠さくら祭りシャトルバス等で活躍した後、
同年中にL531-01506と交替で土浦支店へと転入しました。
同時期にL534-02511は館山支店へと転入しているほか、
L534-02512も、やはり東関東支店へと転入しています。

外観は側面窓が黒サッシの逆T字窓であることに加えて、
移籍時にスモークフィルムが貼られて、重厚な印象です。
2001年式と異なり当初よりLED行先表示機を装備する他、
中扉下部の明かり取り窓も省略され大人しい仕様ですが
本牧らしいホイールベース5.3mの標準尺仕様である上に
車高が低いため車体が長く見え、よく目を惹く存在です。

また、後面腰飯部上方に補助ブレーキランプがつきます。
クーラーはメーカー標準仕様の三菱重工製とされており、
フロントバンパーには、デイライトが追設されています。
行先表示機は横浜市時代のまま中扉直後に残されており
LED行先表示機は標準のレシップ製へと交換されました。

車内は、内張りが上半分が白色、下半分が灰色とされて、
床は前半が灰色石目調、後半が茶色石目調の床材張りで
一部には、黄色の床材が張られているのが目に付きます。
また握り棒は黒色または黄色の緩衝材が巻かれています。

座席配置は左側前半が前向き1人掛と横向き4人掛とされ
横向き座席には、1人分ごとに肘掛が設置されています。
また、中扉を挟んで後半は前向き2人掛3列とされました。
一方、右側は前向き1人掛5列と前向き2人掛3列とされて
そのうち2~5列目は車椅子固定用の折畳座席となります。

座席表皮は横浜市時代の市内の観光名所を描いたものは
移籍にあたって交換されJRロゴ入りの柄物となりました。

車令17年目の移籍であり中古車市場の枯渇を感じますが
当地でも引き続き活躍してくれることを願っています。

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