関東鉄道 1989MK/いすゞPKG-LV234N2+J-BUS(ERGA)
大型車の新製に際して、これまで関鉄では専ら
ホイールベース4.8mの短尺車を選択していました。
しかし、2009年に新製投入された大型車である、
1988TR・1989MKは、収容力を確保するためなのか、
ホイールベース5.3mの標準尺車となっており、
関鉄としては極めて異例の選択に驚かされました。
1988TRは三菱車でワンステップ車とされましたが、
1989MKはいすゞ車でノンステップ車とされています。
ホイールベース5.3mの標準尺車のノンステップ車は、
関鉄初のノンステップ車として華々しく導入された、
1809TR・1810TR以来であり、そういった意味では、
1989MKは、この中で同じくいすゞ車である1809TRの
直系の増備車として見ることもできるかもしれません。
とはいえ、標準尺車となったこと以外は内外共に
この時期の関鉄としてはごく一般的な仕様とされており、
前面のロゴは1984MT以降採用された英字のもの、
内装や座席表皮は1931MT以降の標準的なもので、
座席配置も1809TRと殆ど変りありません。
従って、乗降口側後方に設置された横長の開口部が
唯一、特筆すべき箇所と言えるかもしれません。
ただ最近になり、ナンバーステーが取り付けられ、
徐々に関鉄らしい味が出てきた気がします。
なお、同時期に投入された中型車の場合は、
いすゞ車のクーラーはサーモキング製でしたが、
この車のクーラーはデンソー製となっています。
1989MKは、投入直後に守谷市の肝入りで開設された
守谷駅東口~北守谷公民館間の「北守谷シャトル」で
暫くの間、限定運用されていました。
しかし、最近は他の路線でも運用に就いており、
筑波山シャトルに入ったこともあります。
また、1989MKは関鉄で販売されているグッズの一つである
「関東鉄道オリジナルサウンドバス」のモデルになっており、
後面の広告枠に入っている塚本カバン店の広告も
付属のステッカーでちゃんと再現されているのが泣かせます。
【諸元】
登録番号:つくば200か・221
年式:2009
型式:PKG-LV234N2
機関:6HK-TCC(7790cc 260ps/2400rpm)
ホイールベース:5.3m
まさに、水海道の花形ですね!
土浦線では見かけたことがないのですが、運用されているのですかね?
これで谷田部から1842が転入してきたので大型ノンステが3台体制となりましたね!
都心部だと増殖し過ぎて面白みがないですが、関鉄だと貴重な存在ですね。
今後エルガが増えることはあるのでしょうか…
9060MT様
昨夏ですが、土浦線での運用を確認しております。
土浦駅で1503TCと肩を並べるシーンもあり、なかなか感慨深かったです。
>>9060MT様
いつもコメントありがとうございます。
水海道に直接投入されたノンステップ車としては、
初めての大型車となりますね。
大型車の新製配置は1504MK以来となるでしょうか。
>>瓦版様
いつもコメントありがとうございます。
三菱MPですとAT車のみとなってしまいますので、
今後、大型車を増備するとなると、いすゞLVか日野KVとなるでしょうね。
とはいえ、ノンステップ車も中古車で確保できるようになった今、
大型車の投入はあまり期待できませんね。
1989MKは土浦にも足を延ばしていたのですね。
瓦版様、大曽根線様、情報ありがとうございます
その1503TCも9171TCと共に22年目を迎えることになりますね! いつまで活躍できるか楽しみです!
水海道の大型車、新製配置は1504MK以来となりましたね!当時のMKの大型車は万博車の5Eのいすゞ車、日野車が多く占めてましたね!
それではよいお年を・・・
>>9060MT様
いつもコメントありがとうございます。
1503TCは今日も営業に就いていましたが、
9247TCの配置で去就が注目されますね。
MKは日野車が目立っていましたが、
万博車の5Eも5両まとまって配置されていましたね。
私も水海道駅~土浦駅線で何度か乗りました。