関東鉄道 9415IS


関東鉄道 9415TR/いすゞKL-LV280N1+J-BUS(ERGA)

2024年式2253MT・2254YT・2255TCの3両に続いて、
京成バス中古車で京成バス時代の社番はN148です。
2003年、長沼営業所花見川車庫へ投入された大型車
N144~N148・N150の5両は、ホイールベース5.3mの
標準尺で中四枚折戸のワンステップ仕様となります。

ワンステップ車はリーフサスペンション仕様だった
京成ですが、同仕様がラインナップから外れたため
ようやくエアサスペンションとなったことが特徴です。
同時期の京成では、千葉県内向けのいすゞ大型車は
ホイールベース4.8mの短尺中引戸仕様が標準でしたが
従来長尺三扉車が配置されていた花見川車庫らしく
前乗りの花見川団地線等に応じた仕様が目立ちます。
このエアサスペンションの標準尺ワンステップ車は
結局この5両のみに留まっており、希少な存在です。

2012年に花見川車庫が船橋営業所花輪車庫と統合し
新都心営業所習志野出張所へと移管され0148に改番、
廃車後の2016年には関鉄へと移籍を果たしており、
9415TRとして、取手営業所へと配置されています。
関鉄では遼車N146が2014年に先に移籍していますが
こちらは移籍が遅く、社番が離れてしまっています。
2017年には取手営業所が水海道営業所と統合されて、
守谷営業所へ移管されたため、9315MRへと改番され、
取手市・守谷市周辺で第二の活躍を続けてましたが、
2021年には関鉄グリーンバス石岡営業所へ転出して、
9415Gへ改番、石岡市周辺で活躍することになります。

2022年、「石岡・やさと観光周遊バス」開業に伴い、
同路線の専用車として9415Gが抜擢されることとなり
いばらきフラワーパークのラッピングが施されました。
同路線は石岡市観光協会が関鉄グリーンバスと協力し
風土記の丘、八郷蒸留所、いばらきフラワーパーク、
やさと温泉ゆりの郷等を結び、運行は休日のみですが
石岡駅~八郷小幡~柿岡車庫線の下青柳~細内間及び、
石岡駅~林~柿岡車庫線の石岡駅~鹿の子間と重複の
石岡駅~鹿の子、下青柳~細内間にも停留所があり、
一般路線と同様に利用することもできるのが特徴です。
石岡駅~八郷小幡~柿岡車庫線は2024年に廃止され
いばらきフラワーパークへの貴重な足となっています。
但し同路線用の一日フリーきっぷを販売しているため、
同路線では関鉄のIC一日乗車券の使用が不可能です。

2024年に関鉄グリーンバスの関東鉄道への統合により
更に9415ISに改番され、社名表記も変更されましたが
関鉄本体復帰後の活躍は短く2025年に廃車となりました。
各地で見られたKL-規制のエルガもかなり減りましたね。

【諸元】
登録番号:土浦200か1492→つくば200か・817→土浦200か1748
年式:2003
型式:KL-LV280N1
機関:8PE1-N(9880cc 240ps/2100rpm)
ホイールベース:5.3m

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関東鉄道 2269MR


関東鉄道 2269MR/BYD 型式不明(K8 2.0)

2025年式2268MT・2269MR・2270YT・2271TCの4両は、
2024年式2253MT・2254YT・2255TCの3両に続いて、
中華人民共和国の比亜迪汽車製大型車K8となりました。
既に充電設備がある営業所へと1両ずつ配置された形で
一度に4両もの電気バスが投入されたのは初めてです。

外装は蓮見孝・岸本健がデザインした白色を地色とし、
上半分が青色、腰板部上方が水色、入口付近が黄色の
2023年式の2248MR・2249MRと同じ意匠となりました。
但し2248MR・2249MRと異なり、後部腰板部に配される
いばらきデザインセレクションロゴは省略されました。
2253MT・2254YT・2255TCの様な地域別外装ではなく
地味な仕上がりですがK8 2.0にこの外装は初めてです。

車高は、初代K8の3.36mから3.27mに下がりましたが、
例えば現行エルガ(ディーゼル車)は3.045mであり
従来の国産車と並ぶと、かなり大柄な印象があります。

外装以外の仕様は2253MT・2254YT・2255TCと共通で
前面行先表示機脇のベビーカー積載可ステッカーが
2268MT以外は省略されていることが目立つ程度です。

車内は、内張が明灰色、床が濃灰色の平滑な床材張り、
座席配置は、メーカーが設定している都市型とされて
腰板部にはバス車載用USB充電器も設置されています。
座席表皮は、優先席も一般席もカタログ仕様と同じで
優先席は青系の柄物、一般席が紺系の柄物とされて
降車釦は、オージ製のWS-280で、握り棒は橙色です。
運転席背後には、EDSSが設置されているのも特徴です。

今回の投入によって関鉄の電気バスは合計11両に達し、
うち大型車のK8は初代が2両、2.0が7両となりました。
今後も関鉄では電気バスの増備が計画されていますが、
そろそろ国産車の登場にも期待したいところですね。

【諸元】
登録番号:つくば200か1239
年式:2025
型式:型式不明
モーター:定格75kw、最大100kw
ホイールベース:5.3m

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関東鉄道 9558HK


関東鉄道 9558HK/日野PJ-KV234L1+J-BUS(BlueRibbonⅡ)

東武バスウエスト中古車で東武時代の社番は9839です。
2006年に大宮営業所へ投入された日野大型車の1両で、
岩槻営業所へ転属ののち、2022年に廃車となりました。
廃車後、関鉄入りして2024年に鉾田車庫営業所へ配置、
旧関鉄グリーンバス鉾田営業所が関東鉄道本体に戻り
鉾田車庫営業所となってから初の中古車となりました。

同じ2024年に、土浦営業所へと投入された9545TCや、
竜ヶ崎営業所へ投入された9546RGと共に関鉄としては
2011年に投入されたG059・G060以来、13年ぶりとなる
東武からの中古車となり、貴重な存在となっています。

標準化が進んだ時期の車で外観上の特徴は少ないものの
東武らしい左右共に上吊りの幽霊ミラーが目立つほか、
京成と似た屋根上の丸形通風機が特徴に挙げられます。
国土交通省認定ノンステップバス標準仕様での投入で、
東武時代には緑色のステッカーが貼られていましたが、
関鉄への移籍時に剥離されて、外観では分かりません。

車内は内張りが灰色、床が濃灰色の平滑な床材張りで、
握り棒は橙色の緩衝材巻きとなる標準的な仕様とされ
座席配置は左側前半が前向き1人掛1列・横向き1+2人掛、
中扉を挟んで後半が前向き2人掛4列となっています。
右側は前向き1人掛5列・前向き2人掛4列で、そのうち
2〜5列目は車椅子固定用の折畳座席とされています。
座席表皮は、青色地に水色の三角形の模様が入っている
東武では標準的に採用されていたものとなっています。

鉾田車庫営業所は、2026年3月末に一般路線の殆どが
廃止となる予定で営業所の先行きが不安なところです。

【諸元】
登録番号:水戸200か2411
年式:2006年
型式:PJ-KV234L1
機関:6HK1-TCC(7790cc 260ps/2700rpm)
ホイールベース:4.8m

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