関東鉄道 9570MT


関東鉄道 9570MT/日野SKG-KR290J1+J-BUS(RainbowⅡ)

京成バス中古車で京成バス時代の社番はN570です。
2014年、長沼営業所へ投入された日野製中型車で
2024年に廃車となるまでは、中型車が運用される
検見川線、ファミールハイツ線等で活躍しました。
2024年に廃車となった後、関鉄へと移籍を果たし
翌年、9570MTとして水戸営業所へ配置されました。
関鉄の京成中古車としては経年が浅く目立ちます。

長沼営業所では、2013年式のN566を皮切りとして
シーケンシャルターボ付き4気筒エンジンを搭載し、
またISS付き、新ワンマンバス構造要件に対応の
本型式のノンステップ仕様車を投入してきました。
特にやや先行して2014年に投入されたN568同様に
側面行先表示機が戸袋窓上方へと配置されており
2044TK以降の関鉄自社発注のいすゞ中型車と同じ
すっきりとした窓割りなのが目を惹くところです。

移籍時の塗装の変更は前面とリアバンパーのみで、
側面・後面・屋根は京成時代のままとされた上で
広告ラッピングが施されたことも大きな特徴です。
よく見ると、各所に京成時代の塗装が覗いており
特に屋根が白色のままなのは遠目でも目立ちます。

その他、外観上の特徴として京成時代追設された
ウィンドーバイザーが残っているのも目立ちます。
設置箇所は、左側面最後部と右側面運転席後方で
これは最近の京成中古車で多く見られる特徴です。

車内も基本的には京成時代のままとされています。
座席配置は自社発注の同型車と同様ラッシュ型で
座席表皮は紺色の格子柄のものとなっていますが、
うち優先席はピクトグラム入りのものとされた他、
最後列の座面は滑り止め加工がなされたものです。

握り棒は橙色、降車ボタンはオージ製のWS-260で
その他、中扉のブザーも二音チャイムへと変わり
音声案内付きのものとなっていることも注目です。

このように標準化が進んだ時代の中古車となると、
同年式の自社発注車との差異が少なくなりますね。

【諸元】
登録番号:水戸200か2473
年式:2012
型式:SKG-LR290J1
機関:4HK1-TCH(5193cc 240PS/2400rpm)
ホイールベース:4.4m

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関東鉄道 9415IS


関東鉄道 9415TR/いすゞKL-LV280N1+J-BUS(ERGA)

京成バス中古車で京成バス時代の社番はN148です。
2003年、長沼営業所花見川車庫へ投入された大型車
N144~N148・N150の5両は、ホイールベース5.3mの
標準尺で中四枚折戸のワンステップ仕様となります。

ワンステップ車はリーフサスペンション仕様だった
京成ですが、同仕様がラインナップから外れたため
ようやくエアサスペンションとなったことが特徴です。
同時期の京成では、千葉県内向けのいすゞ大型車は
ホイールベース4.8mの短尺中引戸仕様が標準でしたが
従来長尺三扉車が配置されていた花見川車庫らしく
前乗りの花見川団地線等に応じた仕様が目立ちます。
このエアサスペンションの標準尺ワンステップ車は
結局この5両のみに留まっており、希少な存在です。

2012年の花見川の船橋営業所花輪車庫との統合時は
運用上の都合で長沼営業所草野車庫へ移管された後
新都心営業所習志野出張所へ転出して0148へと改番、
廃車後の2016年には関鉄へと移籍を果たしており、
9415TRとして、取手営業所へと配置されています。
関鉄では遼車N146が2014年に先に移籍していますが
こちらは移籍が遅く、社番が離れてしまっています。
2017年には取手営業所が水海道営業所と統合されて、
守谷営業所へ移管されたため、9315MRへと改番され、
取手市・守谷市周辺で第二の活躍を続けてましたが、
2021年には関鉄グリーンバス石岡営業所へ転出して、
9415Gへ改番、石岡市周辺で活躍することになります。

2022年、「石岡・やさと観光周遊バス」開業に伴い、
同路線の専用車として9415Gが抜擢されることとなり
いばらきフラワーパークのラッピングが施されました。
同路線は石岡市観光協会が関鉄グリーンバスと協力し
風土記の丘、八郷蒸留所、いばらきフラワーパーク、
やさと温泉ゆりの郷等を結び、運行は休日のみですが
石岡駅~八郷小幡~柿岡車庫線の下青柳~細内間及び、
石岡駅~林~柿岡車庫線の石岡駅~鹿の子間と重複の
石岡駅~鹿の子、下青柳~細内間にも停留所があり、
一般路線と同様に利用することもできるのが特徴です。
石岡駅~八郷小幡~柿岡車庫線は2024年に廃止され
いばらきフラワーパークへの貴重な足となっています。
但し同路線用の一日フリーきっぷを販売しているため、
同路線では関鉄のIC一日乗車券の使用が不可能です。

2024年に関鉄グリーンバスの関東鉄道への統合により
更に9415ISに改番され、社名表記も変更されましたが
関鉄本体復帰後の活躍は短く2025年に廃車となりました。
各地で見られたKL-規制のエルガもかなり減りましたね。

【諸元】
登録番号:土浦200か1492→つくば200か・817→土浦200か1748
年式:2003
型式:KL-LV280N1
機関:8PE1-N(9880cc 240ps/2100rpm)
ホイールベース:5.3m

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関東鉄道 2269MR


関東鉄道 2269MR/BYD 型式不明(K8 2.0)

2025年式2268MT・2269MR・2270YT・2271TCの4両は、
2024年式2253MT・2254YT・2255TCの3両に続いて、
中華人民共和国の比亜迪汽車製大型車K8となりました。
既に充電設備がある営業所へと1両ずつ配置された形で
一度に4両もの電気バスが投入されたのは初めてです。

外装は蓮見孝・岸本健がデザインした白色を地色とし、
上半分が青色、腰板部上方が水色、入口付近が黄色の
2023年式の2248MR・2249MRと同じ意匠となりました。
但し2248MR・2249MRと異なり、後部腰板部に配される
いばらきデザインセレクションロゴは省略されました。
2253MT・2254YT・2255TCの様な地域別外装ではなく
地味な仕上がりですがK8 2.0にこの外装は初めてです。

車高は、初代K8の3.36mから3.27mに下がりましたが、
例えば現行エルガ(ディーゼル車)は3.045mであり
従来の国産車と並ぶと、かなり大柄な印象があります。

外装以外の仕様は2253MT・2254YT・2255TCと共通で
前面行先表示機脇のベビーカー積載可ステッカーが
2268MT以外は省略されていることが目立つ程度です。

車内は、内張が明灰色、床が濃灰色の平滑な床材張り、
座席配置は、メーカーが設定している都市型とされて
腰板部にはバス車載用USB充電器も設置されています。
座席表皮は、優先席も一般席もカタログ仕様と同じで
優先席は青系の柄物、一般席が紺系の柄物とされて
降車釦は、オージ製のWS-280で、握り棒は橙色です。
運転席背後には、EDSSが設置されているのも特徴です。

今回の投入によって関鉄の電気バスは合計11両に達し、
うち大型車のK8は初代が2両、2.0が7両となりました。
今後も関鉄では電気バスの増備が計画されていますが、
そろそろ国産車の登場にも期待したいところですね。

【諸元】
登録番号:つくば200か1239
年式:2025
型式:型式不明
モーター:定格75kw、最大100kw
ホイールベース:5.3m

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