阪東自動車 279/三菱KL-MP37JM+MFBM(NewAeroStar)
阪東は元来日野ユーザーでしたが、
1999年にいすゞ車が初めて導入され、
日野オンリーの体制が崩れてしまいます。
更に衝撃を与えたのが、この車を契機として始まった、
東武系らしからぬ三菱車の導入です。
三菱製大型車はまだ2005年式のこの1両に留まっていますが、
その後、我孫子市コミュニティーバス「ABI BUS」用に
専用塗装のエアロミディMEが投入され、
更に2006年にはニュー東豊に対抗すべく開業した青山台循環用にも、
一般塗装のエアロミディMEが投入されています。
仕様面では、三菱標準の三菱重工のクーラーではなく、
デンソーのクーラーを搭載している点が特徴的です。
関西地方では尼崎市交通局などで同車に、
デンソーのクーラーを搭載していますが、
関東地方では珍しいのではないかと思います。
その後、2006年には更に衝撃の日ディRAも導入されますが、
こちらもデンソーのクーラーが選ばれ、
日野ユーザーだった阪東らしいチョイスとも言えます。
また、阪東らしいトルコンATも特徴です。
しかし、この塗装は白飛びし易いですね…。
先般は、私のブログにコメントいただきましてありがとうございました。
ハイブリッド以外での三菱エアロスターのトルコンAT車は、関東ではこの阪東279号車と、川崎や西船橋周辺で貸切業を営む中日臨海バスぐらいしかないと思います。
とても貴重な走行音を楽しめるのもこのバスの楽しみの一つですね。
コメントありがとうございます。
この時期、他のメーカーではトルコンATのみ設定の
フルフラットノンステップをラインナップしていたので
珍しくはありませんが
三菱に関しては全国的に見ても他は京都市ぐらいしか思いつきません。
天王台ではこの他、今や貴重となった機械式ATの車にも乗れますから、
バスを乗車するなら面白いスポットだと思います。
お久しぶりです。暇人です。
この車はどうやら車内の座席シートの交換を行ったみたいです。
仕事ですれ違った際に確認しました。
まだ乗車していないので詳しくはわかりませんが・・・
とりあえずご報告を!
>>暇人様
いつもコメントありがとうございます。
279は地色が灰色で模様が描かれた座席表皮でしたが、
これが張り替えられたということになりますでしょうか。
これまで車両代替サイクルの早い阪東で、張り替えとなりますと、
241(旧248)に続くものになるのでしょうか。
長期の使用を見越した措置だと思いますが、気になるところですね。
貴重な情報を提供頂きありがとうございます。