ジェイアールバス関東 L534-01519


ジェイアールバス関東 L534-01519/三菱KL-MP37JK+三菱自動車バス製造(AeroStar)

立川バス中古車で、立川バス時代の社番はJ920です。
2002年、上水営業所へ投入された三菱大型車のうち、
J919・J920・J921は前年投入の三菱大型車に続いて
中扉がグライドスライド戸とされたことが特徴です。
同年式でもM922以降は中扉が引戸へ変更されました。

うちJ920は2016年に拝島営業所へ転入しH920となり
2018年、拝島営業所の福生営業所への統合に伴って
福生営業所へと移管され更にF920へ改番されました。
併せて八王子ナンバーになったもののすぐ廃車となり
廃車後は、ジェイアールバス関東へと移籍を果たし、
翌年、L534-01519として土浦支店へ投入されました。
車令17年目での移籍で、中古車市場の枯渇が窺えます。

外観は側面窓が黒サッシの逆T字窓であることに加え
スモークフィルムが貼付され引き締まった印象です。
また、中扉は上半分が黒色、下半分が白色と青色に
塗り分けられて手が込んだ仕上がりとなってます。
クーラーはメーカー標準の三菱重工製とされました。
フロントバンパーにデイライトが追設されています。

テールランプはメーカー標準仕様の裾部設置ではなく、
腰板上部に設置されているのも目を惹くところです。
裾部には補助ブレーキランプのみとされているため
本来の設置位置の窪みが埋まっておらず目立ちます。
またバックランプはリアバンパーに埋められました。

車内は内張りが象牙色、タイヤハウス等は濃灰色で
床は前半部が灰色石目調の、後半部が茶色石目調の
平滑な床材張りとされており、やや重厚な印象です。
また、握り棒は黒色の緩衝材巻きとされています。

座席配置は左側前半が前向き1人掛と横向き3人掛で
うち横向き座席は1人分ごとに肘掛が設置されており
中扉を挟んで後半が前向き2人掛3列となっています。
右側は前向き1人掛5列と前向き2人掛3列とされて、
うち2~5列目が車椅子固定用の折畳座席となります。
また座席表皮は移籍にあたって交換がなされており、
全席JRロゴ入りの群青色と黒色の柄物となりました。

土浦支店では、低年式の中古車の投入が続いており、
中古車の確保が厳しくなっていることを感じますね。

カテゴリー: ジェイアールバス関東 | コメントする

金剛自動車 和泉230あ2101


金剛自動車 和泉230あ2101/日ディPKG-RA274KAN+西日本車体工業(B-Ⅰ型96MC)

2009年式の自社発注車、2101・2102・2103・2104は
2007年式の1901以来の日産ディーゼル車となっており
2008年式の2001と異なりワンステップ車となりました。

外観では、西日本車体工業製車体を架装するだけでなく、
側面窓は引き続き銀サッシの逆T字窓とされているほか、
屋根上に前後マーカーランプと前方右寄りの箱型通風器、
サーモキング製パッケージクーラー等が搭載されており、
また左側面の前輪のホイールアーチと中扉の間の腰板と
右側面のホイールベース間の腰板にはモールが付くなど、
仕様は引き続き概ね431を踏襲したものとなっています。

側面に配される「Kongo Bus」ロゴ左右のストライプは、
2001に続いて斜線となったのが、僅かに派手な印象です。
メーカーの仕様変更により、戸袋窓が接着式に変わって
他の側面窓と連続するような形に拡大されていますが、
それに伴って、車体色の目隠しのステッカーが貼られて
2001とは異なる仕上がりとなったことも、特筆されます。
後面と共通のオージ製DL-90F-940Fの側面行先表示機と
その下段が引き違い窓となる窓割りも目立つところです。

テールランプは、2006年の灯火器保安基準改正に伴って
金剛の伝統となっていた三連テールは喪われてしまい、
メーカー標準のゴールドキング製TSL-2が採用された他、
腰板上方にはハイマウントストップランプが付きます。

車内は国土交通省標準仕様ノンステップバスの制定後、
ワンステップ車でもこれに準じた仕様の車が増えた中、
431に準じた伝統的な仕様がマニア心を擽るところで
上半分が薄緑色、下半分がレザック紙風の模様入りの
内張りや、草色の滑り止めの突起つきの床材張りの床、
ロールアップカーテン付きの側面窓等が目を惹きます。

座席配置は左側前輪タイヤハウス上の座席は省略され
左側前半が前向き1人掛2列、後半は前向き1人掛3列、
右側が前向き2人掛2列と前向き1人掛6列となっていて
そのうち、4・5列目は車椅子固定用の折畳座席です。
2001に続き残念ながら横向き座席は無くなりましたが
後半は立席を確保しつつも座席間隔が広めの仕様です。
座席表皮は引き続き優先席も含めて緑色一色とされ、
背もたれは、ビニール製のカバー付きが奢られていて
カバーは優先席が黄色、一般席が白色となっています。

金剛では2010年にも同仕様の2201が投入されましたが
西日本車体工業製の車は2201が最後となってしまい、
同じ2010年式2202・2203は三菱ふそうバス製造製です。


金剛自動車 和泉230あ2103/日ディPKG-RA274KAN+西日本車体工業(B-Ⅰ型96MC)

カテゴリー: 金剛自動車 | コメントする

関東鉄道 9525TC


関東鉄道 9525TC/日野PJ-KV234L1+J-BUS(BlueRibbonⅡ)

京成バス中古車で、京成バス時代の社番は4465です。
京成においては、いすゞ大型車に限り1996年式から
短尺車と標準尺車を投入先毎に並行して投入しており
このうちホイールベース4.8mの短尺(L尺)車は主に
市川営業所、千葉営業所、佐倉営業所へと投入され
一方、ホイールベース5.3mの標準尺(N尺)車は主に、
金町営業所、江戸川営業所、長沼営業所花見川車庫、
及び、京成タウンバスに配置される形となりました。

一方日野大型車はその後も短尺(L尺)の投入はなく
うちホイールベース5.2mの標準(M尺)車は主として
長沼営業所草野車庫、船橋営業所花輪車庫に投入され
またホイールベース5.915mの長尺(R尺)車は主に
船橋営業所茜浜車庫へ配置される形となっていますが
草野車庫や花輪車庫へ配置されることもありました。

しかし日野大型車がいすゞのOEMとなったことを受け
いすゞ大型車と揃える形でPJ-規制の2005年式から
ホイールベース4.8mの標準(L尺)車を主として
長沼営業所草野車庫、船橋営業所花輪車庫に投入し
一方、ホイールベース5.8mの長尺(Q尺)車は主に、
船橋営業所茜浜車庫へと配置する形となりました。

また東京都内の金町営業所、江戸川営業所の場合は
1998年式の途中から原則ノンステップ仕様でしたが
一方、千葉県内の各営業所はレインボーHRを除いて
ワンステップ仕様主体で増備が進められていました。
こうした中で、2007年に花輪車庫へと投入された
4464・4465・4466・4467はノンステップ仕様とされ
花輪車庫では4888に続くノンステップ車となります。

2012年には花輪車庫閉鎖と習志野出張所新設に伴い
習志野出張所へと移管されて、0465に改番されて、
2015年長沼営業所へ転入、N465に改番されました。
廃車後は関鉄へと移籍を果たしており、2021年には
9525TCとして土浦営業所へと配置されています。
外観は元4888の9447YTとほぼ同じ仕上がりですが、
車外スピーカーがレゾナント製丸型となっています。

一方「標準仕様ノンステップバス認定制度における
2005年以降標準仕様への改正」へ対応したために、
車内は内張りが灰色、床が濃灰色の平滑な床材張り、
握り棒は橙色の緩衝材巻きとなったのが差異です。
座席表皮は、優先席が群青色の柄をベースとして
パステルカラーのピクトグラムが入れられたもの、
他は東急などでも見られる群青色の派手な柄物です。

日野車ですが、いすゞ車との区別は外観ではできず
比較的希少な車ながら目立たない存在といえます。

【諸元】
登録番号:土浦200か1738
年式:2007年
型式:PJ-KV234L1
機関:6HK1-TCC(7790cc 260ps/2700rpm)
ホイールベース:4.8m

カテゴリー: 関東鉄道 | コメントする