関東鉄道 9558HK


関東鉄道 9558HK/日野PJ-KV234L1+J-BUS(BlueRibbonⅡ)

東武バスウエスト中古車で東武時代の社番は9839です。
2006年に大宮営業所へ投入された日野大型車の1両で、
岩槻営業所へ転属ののち、2022年に廃車となりました。
廃車後、関鉄入りして2024年に鉾田車庫営業所へ配置、
旧関鉄グリーンバス鉾田営業所が関東鉄道本体に戻り
鉾田車庫営業所となってから初の中古車となりました。

同じ2024年に、土浦営業所へと投入された9545TCや、
竜ヶ崎営業所へ投入された9546RGと共に関鉄としては
2011年に投入されたG059・G060以来、13年ぶりとなる
東武からの中古車となり、貴重な存在となっています。

標準化が進んだ時期の車で外観上の特徴は少ないものの
東武らしい左右共に上吊りの幽霊ミラーが目立つほか、
京成と似た屋根上の丸形通風機が特徴に挙げられます。
国土交通省認定ノンステップバス標準仕様での投入で、
東武時代には緑色のステッカーが貼られていましたが、
関鉄への移籍時に剥離されて、外観では分かりません。

車内は内張りが灰色、床が濃灰色の平滑な床材張りで、
握り棒は橙色の緩衝材巻きとなる標準的な仕様とされ
座席配置は左側前半が前向き1人掛1列・横向き1+2人掛、
中扉を挟んで後半が前向き2人掛4列となっています。
右側は前向き1人掛5列・前向き2人掛4列で、そのうち
2〜5列目は車椅子固定用の折畳座席とされています。
座席表皮は、青色地に水色の三角形の模様が入っている
東武では標準的に採用されていたものとなっています。

鉾田車庫営業所は、2026年3月末に一般路線の殆どが
廃止となる予定で営業所の先行きが不安なところです。

【諸元】
登録番号:水戸200か2411
年式:2006年
型式:PJ-KV234L1
機関:6HK1-TCC(7790cc 260ps/2700rpm)
ホイールベース:4.8m

関東鉄道 2263MR

2024年式の自社発注車で中国・比亜迪汽車のJ6です。
取手市コミュニティバス・ことバス西部ルート用に
守谷営業所に投入され、2237MRに続くJ6の投入です。
導入費用は車両本体と充電設備とで3500万円ですが
そのうち1200万円は、国の補助金を活用しています。

外装は、西武ルートのラインカラーである水色地に
環境に優しい電気自動車であることをPRするために、
白色の文字やイラストが配された独自のものとされ
公共交通の利用促進と市民の健康づくり促進のため
取手市の健康づくりキャラクター・とりかめくんが
後面に入れられているのも注目すべきポイントです。
プレスリリースではAピラーとフロントガラス下部が
黒色になっていましたが実車は水色になっています。

行先表示機は前面・後面はポンチョでも採用される
白色で一部フルカラーのレシップDFE-C33CWとされ、
側面は短冊4列のレシップDFE-C22CWとされました。

車内は、内張りは薄灰色、床は濃灰色の床材張りで、
座席は基本的には中国製らしい樹脂製のものですが
車椅子固定部分の折畳座席と非常口部分の座席は、
日本(天龍工業)製のものとなっており目立ちます。
座席配置はメーカーが設定する都市型とされており、
左側は前向き1人掛が2列、右側は前向き1人掛5列で
右側の1・2列目は、車椅子固定用の折畳座席です。
座席表皮は、メーカー標準仕様の青色の柄物とされ
降車釦はオージ製WS-280とされて握り棒は橙色です。
また車内腰板部にはUSB充電器も設置されています。

取手市は車両代替のタイミングでEVを投入予定で、
今後もことバスのJ6が増えていくものと思われます。

【諸元】
登録番号:つくば200か1189
年式:2024
型式:型式不明
モーター:定格100kw、最大165kw
ホイールベース:4.76m

関東鉄道 2246IT


関東鉄道 2246IT/いすゞ2KG-LR290J4+J-BUS(ERGAMio)

2022年式の自社発注車で、いすゞ・エルガミオです。
神栖市コミュニティバスとしては初の専用車として、
同路線を担当する潮来営業所へと投入されています。

神栖市では、旧・神栖町域で1991年から2008年まで
町内循環バス「タウンストリーム」を運行しており
廃止後はコミュニティバスの運行が途絶えましたが
2018年11月にコミュニティバスの実証実験を開始し
2020年10月には2系統から4系統へと増強した上で、
2021年4月に実証実験から正式運行へ移行しました。
実証実験以来、4系統とも関東鉄道に運行委託され、
4系統とも従来は一般路線車が充当されてきましたが
2246ITは初の神栖市コミュニティバス専用車として、
主に息栖神社~ふれあいセンター湯楽々間の系統(2)、
平泉関下~小見川駅間の系統(1)で運用されています。

トランスミッションは、2019年6月のJ4の発売当初は
これまでと同様、AMT(機械式AT)のみの設定でしたが
2020年6月にトルコンAT仕様が追加設定されています。
しかし、当車は引き続きAMT仕様が選択されています。

外観は薄桃色地に神栖市のゆるキャラカミスココくん、
左側面にはサッカーボールの、右側面にはピーマンの
イラストがそれぞれ配されており目立つデザインです。
神栖市コミュニティバスに親しみや関心をもってもらい
神栖市を内外にPRすべく「ピーマン生産量日本一のまち」、
「スポーツ合宿のまち」をデザインされています。

行先表示機は2194MT以降の関鉄自社発注車標準仕様の
レシップDFE-C11CW・C22CW・C33CWに代わって、
オージDWL-91A-1470F・91BX-740・91FC-1240Fで
表示も全面白色単色となっているのが大きな特徴です。
恐らく、表示データの互換性の関係と思われますが、
その後も、P6040等で同型の表示機が採用されました。
また、側面行先表示機は2040MT~2043YTと同様に、
戸袋窓内に下方に寄せて設置されているのも特徴です。

車内は灰色、床は濃灰色の木目調の平滑な床材張り、
座席配置は関鉄標準のラッシュ型ではなく都市型で、
左側前半が前向き1人掛2列、後半が前向き2人掛3列、
右側は前向き1人掛4列・前向き2人掛3列とされて、
右3・4列目は車椅子固定用の折畳座席とされており
また右側のみ前輪上の座席が省略されています。
座席表皮は優先席が青色地に紺色のハートマークと
優先席を示す黄色のピクトグラムが配されたもの、
他は青色地に紺色のハートマークが配されたもので、
降車釦はレシップ製KSP-520で、握り棒は橙色です。

小見川駅や下総橘駅など千葉県にも顔を出しており
本数は少ないながらも乗りごたえのある路線です。

【諸元】
登録番号:水戸200か2244
年式:2022
型式:2KG-LR290J4
機関:4HK1-TCH(5193cc 210PS/2400rpm)
ホイールベース:4.4m