関鉄グリーンバス G039/日ディKC-RM211ESN+富士重工業(8E)
西武高原バス中古車です。
各地で投入されているこの手ですが、
関鉄グループで導入されている車の殆どが
特注でホイールベース3.77mに詰めたE尺改で、
標準のホイールベース3.9mとなっているE尺は、
今のところ、G038のみに留まっています。
関鉄本体には、このE尺改が2008年から2009年にかけ、
9284YT、9304MT、9305MT、9306MT、9308YTの
計5両が投入されていますが、
グリーンでは、G039、1両のみに留まっていて、
G038と共に鉾田営業所に配置されています。
G038と同様に、行先表示機は
廃車発生品を転用したらしき方向幕で
LED行先表示機を採用した、
関鉄本体向けとの差異となっています。
その関係か側面方向幕は大型サイズの枠に
標準サイズのものが取り付けられているために
周囲が違和感ある仕上がりとなっています。
車内は西武らしく上半分褐色、下半分薄緑色ですが、
座席表皮はG038の格子柄とは異なる、
青色のジグザグ柄の物となっています。
床材は茶色の滑り止め付きのものとされています。
また、この時期の鉾田投入車に共通する仕様として、
車内に設置されているレシップ製運賃表示機が
10コマ×4行のものではなく、10コマ×7行のもので、
茨城県南部の営業所では一般的な、
8コマ×5行の小田原製運賃表示機に見慣れた目には
なかなか奇異に感じます。
管理人様こんばんわ 水戸管内と県南管内での運賃表示機の違いにはびっくりしました。また、鉾田営業所管内で運賃表示機のコマ数が多いのは水戸〜鉾田間、小川〜吉沢車庫間、現在は廃止になった鉾田〜鹿島BT間、鉾田〜潮来車庫間などの長距離路線に使われた感じがします。
鹿島地区では鹿島BT〜銚子駅間など・・・
県南では唯一の長距離路線、水海道から土浦までのコマ数もどれだけあるか気になります!
座席表皮ですが、格子柄のものはバリアフリー法施行前に、ジグザグ柄のものはバリアフリー法施行後に車体更新されたものです。
そのため同じ年代の車でもちょこちょこ差異があります。
元西武RMは大人気なのに比べて、UAはあまり出回ってないですね。
KC-代になるとワンステ車も多いからでしょうか…。
>>9060MT様
いつもコメントありがとうございます。
運賃表示器に注目し始めたのは最近ですが、
水戸・鉾田はレシップ、他は小田原となっているようですね。
確かに鉾田は屈指の長距離路線を多く抱えていましたから、
コマ数が多いのは納得ですが、水戸と同様の40コマなど
幾つかのタイプがあるようで良く判りません…。
私が確認している範囲では、G045もG039と同じ運賃表示器です。
水戸も最近の新車は新型の運賃表になっていますね。
水海道車庫―土浦駅間は運賃が1000円になりますので、
コマ数もかなりのものになりそうですね。
谷田部車庫―取手駅間も長く、運賃は880円といい勝負です。
鹿島神宮―銚子駅も乗りとおしたことがありますが、
三方シートにずっと座っていたため、腰が痛くなってしまいました…。
>>瓦版様
いつもコメントありがとうございます。
なるほど、時期の違いがあったのですね。大変参考になりました。
座席配置も西武時代に手を加えられていたようですね。
西武の大型車は1996年式は1両のみ、1997年式は40両程度と
現在廃車が進行している年式では大型車が少ないのも、
KC-UAの流通が少ない原因でしょうね。
ただ、ノンステが岩手県交通や千歳相互に行ったのには驚きました。