阪東自動車 238

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阪東自動車 238/日野KC-HT2MMCA+日野車体(BlueRibbon)

1996年に投入された235・236・237・238は、
阪東としては最後のツーステップ車となりましたが、
235・236は富士重工業製7Eを架装し、
237・238は日野車体工業製BlueRibbonを架装しています。

237・238も富士重工業製7Eを架装した車と同様に、
ブラックサッシにスモークガラスのメトロ窓という、
関東では屈指の豪華な独自仕様が目を引きますが、
それも、このロットが最後となってしまい、
ワンステップ車・ノンステップ車では、
ごく一般的な逆T字窓とされています。
なお、7EとBlueRibbonとでは、中扉後方の
窓配置が異なっているのもポイントです。

このロットはまた、東武のかつての塗装をアレンジした、
褐色に青色の帯を巻き、青色を裾部にも入れた、
旧塗装を纏って投入された最後の車でもあります。
現在は新塗装に改められているほか、
行先表示機が方向幕からLED行先表示機へと改められ、
印象はかなり変わっています。

当初、2008年に廃車とされる予定でしたが、
296297298投入後も奇跡的に残存し、
235・236・237廃車後は阪東唯一のツーステップ車として、
我孫子の街並みを引き続き走り続けたことは、
代替サイクルが早い阪東では異例の扱いでした。

2010年に301が投入された際に代替廃車されました。

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