バスコレ第11弾を小改造してみる(Vol.2)

KOIDE BUS+STRUCTUREさんのデカールが届きました。
前面上部・後面上部の帯が実車同様に
作り分け出来る様になっているなど、充実した内容です。
方向幕はTC用の筑波大学中央行き、高岡行きをはじめ、
各営業所らしい方向幕が含まれています。

まずは地色選びです。関鉄バスの地色であるグレーは、
何とも言えない中間色なので、再現が難しそうです。
デカール付属のマニュアルでは、複数の塗料を混ぜて
地色を作ることが示唆されています。
しかし、私はエアブラシを持っていない事と、
今後、他のモデルも作る事を考えて、
既存の塗料を使うことにしました。
筆塗りも考えたのですがNゲージサイズということで、
筆塗りは不適合と判断しました。

近い色を模型店で探したところ、
タミヤエアーモデルスプレー
AS-5ライトブルー(ドイツ空軍)か
AS-29灰緑色(日本海軍)が良さそうです。
そこで色見本を作り、留置中の実車の近くで見比べて見ました。
写真では判りにくいですがAS-5の方が良さそうなので、
今回はこれを使用する事にします。
まあこの辺りは究極的には好みあるいは自己満足の問題なので、
もし御自分で同様の改造を行う場合は、
色々と探して見ると良いかと思います。

続いて、IPA(イソ・プロピル・アルコール)に漬けて塗装を落とします。
カー用品店などで売っている水抜剤のうち、IPA99%以上のものを2瓶購入し、
タッパーに入れて、窓を外した車体を沈めて暫し待ちます。
10分程で、歯ブラシでこするだけで塗装が落ちる様になります。
ただし、部分的に剥がれない部分もあるので、
このまま1日程漬けて置いておきます。
なお、あまり長期間漬けて置くとプラスチックの可塑剤が抜け
罅割れ等が起こる場合もあります。
もし御自分で改造される場合は、飽くまで自己責任でお願いします。


白濁が懸念されていた前面パーツですが、
30秒程漬けてから歯ブラシでこするだけで簡単に塗装が落ちました。
ただ、やはり心配なので、粗方塗装が剥げた所ですぐ引き上げます。

次の作業は塗装ですが、
その前に、国際→関鉄自社発注車への改造に必要な、
ベンチレーターの取り付け作業を行いたいと思います。

※今回の作業にあたり、下記動画を参考とさせて頂きました。
 この場を借りてお礼申し上げたいと思います。
【ニコニコ動画】【Nゲージ】バスコレを塗り替える 前編【作ってみた】

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バスコレ第11弾を小改造してみる(Vol.2) への8件のフィードバック

  1. ttt のコメント:

    今度、栃木の関東自動車をやってください

  2. 大曽根線 のコメント:

    >>ttt様
    コメントありがとうございます。
    そうですね、私もあのカラーが好きですので、
    機会があれば是非作成したいものです。

  3. ttt のコメント:

    僕は今、関東自動車のバスコレを作ろうとしています。でも、やりかたがわからないので、是非やってください。

  4. 大曽根線 のコメント:

    >>ttt様
    引き続き、コメントありがとうございます。
    関東自動車の改造ですと、KOIDE BUS+STRUCTUREさんの
    デカールを使用すれば、作成可能だと思います。
    デカールには、作成マニュアルも同封されていますので、
    それを参考に作成されては如何でしょうか?
    ただ、デカールの取り扱いは比較的難しいので、
    念のため、やや多めに確保しておくことをお勧めしておきます。

  5. 大曽根線 のコメント:

    >>ttt様
    こちらに問い合わせ先が記載されていますよ。

  6. ttt のコメント:

    KOIDE BUS+、どうやってデカールを買えばいいのか分からん・・・

  7. ttt のコメント:

    久しぶりです。今、関東自動車をつくっているんですが、なかなか上手くいかないものですね。

  8. 大曽根線 のコメント:

    >>ttt様
    バスコレは150分の1スケールなので、
    細かい加工はなかなか難しいですよね。
    ただ、その分作り甲斐はあると思いますので、
    頑張ってください。

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