関東鉄道 9224TC/いすゞU-LV324L+アイケイコーチ(Cubic)
京成中古車です。
土浦営業所には遼車の9222TC、9223TC、
9225TC、9226TCが在籍していましたが、
2008年に9225TCは関観へ移籍してしまい、
2009年に9222TCは廃車となってしまい、
早くも動向がちょっと心配な雰囲気です。
遼車と同様にこの車も2006年頃にモケットが張り替えられ、
この車の場合は、京急バスなどでよく見掛ける、
群青色系のチェック柄のものへと張り替えられていますが、
優先席のみはノンステップ車と同様の、関東バスと色違いの
紫色系の総柄のものへと張り替えられています。
土浦の花形だった9222TCに比べて地味な存在ですが、
この車は前輪のホイールがなんと、まさかの紺色で、
京成の名残をちゃっかり残していたのが特徴でしたが、
現在は他車と同様に青磁色となっています。
加えて、中引扉の車が優先的にラッピングされる関鉄では、
比較的珍しく、永きに渡りドコモのラッピングが施されていて、
このようなプレーンな姿は貴重なものになっていました。
このホイールベースで中四折扉を選択した場合、
7Eの場合、前扉―中扉間にサイズ合わせのために
他の窓より少し幅の狭い窓が入ってしまいますが、
Cubicの場合、前扉―中扉間の側面窓が、
ちゃんと幅が揃えてあって、見栄えがしますね。
特にU-代のCubicは、この様に窓柱に樹脂製パーツが付き、
一見ブラックサッシと見紛う、引き締まった姿が特徴です。
ただし、車によっては樹脂の色褪せが進んでいて、
却って微妙な雰囲気になっている車も見られますが。
【諸元】
登録番号:土浦200か・678
年式:1991年式
型式:U-LV324L
機関:6QB2(11781cc 230ps/2200rpm)
ホイールベース:5.0m
管理人様こんばんわ 9224TCといえばドコモのラッピングが目立つ車輌でしたがここ一年位、ラッピングされない状態が続いているのでこのまま引退してしまうんでしょうかね?
また、これらの車輌は3年式ですがブレーキランプが角型なのは驚きました。対して関鉄の自社発注では4年式から角型ブレーキランプなのでその事業者によって造りが異なるんですね! 話題は変わりますが元神奈中のU-LR、9310TCも7年式なのに角型ブレーキランプでないというのも不思議ですね!
>>9060MT様
コメントありがとうございます。
一部車種で例外はあるものの、路線車の場合は基本的に各メーカー共、
U-代まではバス協、KC-代からは角型がそれぞれ標準のようで、
U-代までは角型は基本的に特注扱いとなっているようです。
関鉄では9310TC以外にも9259TCや9150RGなども
U-代にも関わらず、バス協テールですね。
テールランプの配置は事業者ごとの個性が出やすい部分で、
茨交のように最低限の装備の事業者もあれば、
名古屋市交のように特注を極めた装備の事業者もありますね。