新常磐交通自動車 いわき22か・323/日野P-HT235BA+日野車体(BlueRibbon)
グリーンキャブ傘下で再建の続く常交で、
主力して活躍するのがこのような日野車です。
モノコック車体の車が引退して以降、
注目を浴びる機会が減ってきてはいますが、
未だに数多く活躍している経年車や、
実に渋いカラーリングなど、その魅力は尽きません。
この車も1987年式ながら活躍を続けています。
この車は仕様面でも非常に魅力的です。
まず目立つのは前面の独立した系統幕です。
方向幕は電動となっているにも拘わらず、
系統幕は手動となっているのが堪りません。
方向幕がカラー幕となっているのもポイントです。
この色選びもどれも渋い塗装とぴったり合う、
なんとも言えないチョイスとなっていてイカします。
側面の出入口表示が行灯なのもたまりません。
加えて、バスにおいては過去のものでも、
未だに、トラックショップでは人気アイテムである、
ワンマン行灯と日野ウイングマークがまた
なんとも言えない輝きを放っています。
筆記体の「BlueRibbon」のオーナメントも垂涎ものです。
前面の黄色の「後のり」のサボがまた、
渋い塗装と絶妙のコントラストをなしていますが、
撤去された車も少なからずあります。
前面の緑色の「バスカード取扱車」のステッカーが、
往年の「バス共通カード取扱車」と同デザインなのも、
非常に雰囲気があります。
灰色系の内装に臙脂色の座席が並ぶ車内は、
折り畳み座席を備えた着座重視仕様で、
外装と負けず劣らず、味わいがあります。
いわき駅周辺は再開発が進み、
撮影ポイントも日々変化していますので、
ぜひ一度尋ねてみてはどうでしょうか。
はじめまして、
私は埼玉より震災復興関連の仕事でいわきへ出張してる者です。
先日わたしは、休日を利用して新常磐交通のいわき中央営業所を訪ね、許可を得てから様々な形態のバスの写真を撮りましたが、今や首都圏ではまんず見る事のない写真のブルーリボンの同型バスやキュービック、マル目片側1灯のレインボーRJや廃車後も保存されているいすゞCRJ500(新潟・北村製作所謹製ボディー車)等々・・・、悔いなくお腹いっぱいに撮る事できて良かったです。
何れ私は埼玉に帰ったあかつきには、これらバスの写真をフォトブック化して、まとめてみたいなと考えてます。
それでは、この辺にて失礼します。
>>みやのこ様
コメントありがとうございます。
いわきでのお仕事とは、長距離の移動、お疲れ様です。
いわきも暫く撮影に行っていませんので、
いずれ撮影に行きたいと思っていたところでした。
小田急から移籍車も多数登場したようですが、
まだ古参車も元気に活躍しているようで、
早速、行きたくなってきました。
フォトブックも是非、閲覧させて頂きたく思います。
今後とも拙ブログをよろしくお願い致します。