茨城交通 水戸200か1016/いすゞKC-LV380N+富士重工業(7E)
みちのりホールディングス傘下での再建が進む茨交では、
2010年に入って、これまで見られなかった出自の
中古車が続々と投入されて活況を呈しており、
沿線で趣味者を目撃する機会が増えています。
特に興味深いのは関鉄のそれと同型式の
新京成中古車や京成中古車が、
2010年に入り、相次いで登場したことです。
茨交と関鉄の中古車の重複は、
西武中古の場合は以前から数多く見られましたが、
違和感は禁じ得ません。
この1016も関鉄水海道営業所の9313MK・9317MKと同型車で、
京成系らしくピコーンピコーンと左折アラームを鳴らす様は、
思わず耳を疑ってしまう光景です。
尤も、茨交では新京成中古P-RM81Gが既にいる他、
茨交には京成→海浜中古U-RJ3HJAAの439が、
関鉄には京成→ちばフラワー→ちばシティ中古U-RJ3HJAAのG027が、
それぞれ在籍しているので前例が無くは無いのですが。
外装は、縦樋が黒色のまま残された点が目立つ他、
車外スピーカーの移設・交換、中扉の車外センサー撤去、
前面の「なかのり」サボ取り付け等、細かく手が入っていて、
その点は9313MK・9317MKとは対照的です。
内装は、2010年に登場した1037等では、
整備を福交整備で行った関係からか、
内装が関東時代のまま残されていますが、
1016の場合は、内装は上半分褐色・下半分薄緑色で
全席が緑色のモケットとなる茨交標準に改められていて、
その点も9313MK・9317MKとは対照的であり、
そこは茨交らしいポイントです。
関鉄・オートが中古車でもLED行先表示器を採用しているのに対し、
茨交では相変わらず中古車は方向幕のままで、その辺りも、
9313MK、9317MKとは対照的です。
なお、特徴的な大型の後面行先表示器は、
新京成中古P-RM81G・千葉中央中古P-LR312Jと異なり、
枠を残したまま小型化がなされています。
また、元オート車の近況ですが、こちらにも書きました通り、
順次、旧社名が剥がされて、新社名が入れられている他、
93J・22J・41Jは社紋がステッカーで隠され、他は社紋が剥がされています。
ただし、塗装はそのままとなっています。
追記:
レッドライン様の御指摘により
G027の経歴を修正しました。
すみません。
今朝、4度程9299の所に投稿を試みましたが反映されません。
もし時間をおいて反映された場合はお手数ですが重複投稿を削除して頂く様お願い申し上げます。
>>レッドライン様
只今確認いたしましたところ、
コメント中のURLがリンク化されたために、
スパムフィルタの方で掲載保留として
判断していたようです。
お手数をお掛けして誠に申し訳ありません。
その旨の注意書きをはじめにのページへと
早速追記させて頂きました。
ご報告頂きましてありがとうございました。
>大曽根線さん
お忙しい中の対応頂き恐縮です。
なるほど、そういう理由でしたか。
私は字数の問題かと予想してしまったので
結果的にそれぞれ字数を変えての複数投稿になってしまいご迷惑をおかけしました。申し訳ありませんでした。
話はかわりまして、茨城交通にも京成車が入ったのは驚きました。
これで4台廃車になったKC-HTの内2台の茨城県入りが確認できましたが、残り2台も茨城県入りするのか気になる所です。
ちなみに、G027のU-RJですが京成とシティの間にフラワーが入ります。京成本体、分社間での元祖多重移籍車です。
毎回長文になってしまい、すみません。
>>レッドライン様
引き続きコメントを頂きまして、
ありがとうございます。
こちらこそ管理不行届で申し訳ありません。
京成中古KC-HTは茨交・関鉄とも
既に目撃しているのですが、
どちらも撮影に失敗してしまい、
紹介できるのは何時になるのやら、という感じです。
G027の件、了解しました。
早速、記事に反映させていただきました。
また適宜色々ご教授頂ければ幸いです。