茨交県北バス 水戸22あ1766/日産ディーゼルP-U32K+富士重工業(5E)
西武バス中古車で、少数派の短尺車です。
ホイールベース4.8mの短尺車は、
元々今は亡き田無営業所に配置されていた車で、
管内に狭隘路線を抱えることや、
営業所の敷地自体が狭隘であることから、
このような短尺車を導入していたようです。
オイル点検蓋を車内に設置していたのも、
この田無営業所配置車の特徴です。
同じ短尺車の場合でも、
都営中古は戸袋前の窓が二枚であるのに対し、
西武中古は戸袋前の窓が三枚となっています。
側面方向幕の位置の関係だと思われますが、
後者の方がやや長めに見えるのが面白いですね。
少数派の短尺車だけに茨交でも淘汰が進み、
現在、茨交本体では全廃、県北のこの車が現存するのみです。
田無営業所も滝山営業所西原車庫に移管された今、
このような車も貴重な存在ですね。