つゝじ観光バス 群馬200か・298

つゝじ観光バス 群馬200か・298/日野KL-HR1JNEE+日野車体工業(Rainbow)

県民一人当たりの自動車保有台数が日本一であり、
交通機関別旅客輸送分担率において、
自家用車の割合がおよそ90%を占める、
「自動車王国」、群馬県はバスの衰退が著しく、
特に館林市は1986年に市内のバス路線が全廃となり、
当時、日本で唯一「バスのない市」になってしまった、
という経緯をもっています。

しかし、館林市は1993年より代替バス(旧21条適用)を、
市内のタクシー会社に委託して運行を開始し、
現在では周辺町村にも代替バスが路線を延ばしています。
この代替バスは他自治体のいわゆるコミュニティーバスのように
特別な愛称は付けられていませんが、
かつて走っていたバス路線の経路とは全く違う路線設定や
その福祉行政的性格(事業者の損失を行政が負担)、
一部路線へのデマンド制導入や乗継割引の実施など、
実態はコミュニティーバスに近いと言えます。
そもそもコミュニティーバスの定義自体が曖昧なのですが…

つゝじ観光バスはこの代替バスを担当する2社のうちの1社で、
代替バス8路線のうち7路線を受け持っています。
この車は同代替バスで最大の利用者数を誇る、
館林板倉線(厚生病院―館林駅―東洋大前―板倉東洋大前駅)に
使用されています。

1997年に開業した同路線はリエッセ2両が投入され、
2運用体制で運行されていましたが、利用者が徐々に増加し
積み残しが慢性的に発生してしまうようになったため、
2002年にこの車が1両のみ導入されたとのことです。
余剰となったリエッセのうち、1両は他路線に転用され、
残り1両は同路線で引き続き使用されていますが、
リエッセは乗客の集中する便を避けて使われている様です。…(参考記事)

代替バスやコミュニティーバスの多くは、
マイクロバスや7mクラスから9mクラスの中型車が
主に使用されるなか、
このように10.5mクラスの中型ロング車が
使われている事例は比較的珍しいと思います。

低廉な運賃ゆえ、事業者単独で運行するのは難しい様ですが、
このように元気なバスを見ると嬉しくなってしまいます。

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つゝじ観光バス 群馬200か・298 への4件のフィードバック

  1. 匿名 のコメント:

    日野HRもいい音でますね。PB-代、PK-代もいいですね。

  2. 大曽根線 のコメント:

    >>匿名様
    コメントありがとうございます。
    HRの走行音も駆動系の関係からか少々独特ですよね。

  3. 匿名 のコメント:

    KL-HRはいい車両だと思います。長尺ボディは富山では見かけないですね。

  4. 大曽根線 のコメント:

    >>匿名様
    コメントありがとうございます。
    地方都市では使いやすいサイズですね。
    最近では中古車市場に多く流れていますから、
    中古で投入する事業者が増えそうですね。

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