ジェイアールバス関東 L531-16504


ジェイアールバス関東 L531-16504/いすゞQDG-LV290Q1+J-BUS(ERGA)

2016年に土浦支店へ投入された自社発注車であり、
中古車の投入と他支店からの転入による代替が続く
土浦支店にあっては、1998年式のL527-98505以来
実に18年振りの自社発注車の新製配置となります。
JRバス関東は2016年に路線車を新製投入しており
L531-16501・16502・16503の3両は宇都宮支店へ
L531-16505・16506の2両は東関道支店へ配置され
いずれも久々の自社発注の路線車投入となりました。

車種はいずれも、いすゞエルガで統一されており、
ホイールベースは6.0mのQ尺が選択されています。
トランスミッションは機械式AT(AMT)仕様です。
但し、土浦支店においては取り回しの関係により、
運用は制約され、専らひたち野うしく線で運用され
イオンモール土浦へと入ることはないようですね。

行先表示機は同社で定番のレシップ製とされており、
L531-16501・16502・16503・16505・16506と違い
側面行先表示機が中扉戸袋窓前方に設置あることが
L531-16504のみに見られる大きな特徴といえます。
屋根上には前後に丸型の通風器が設けられています。
また、フロントグラス下方にあるメーカーのロゴや、
前面腰板に設置のLEDデイライトも、目を惹きます。

車内は内張りが灰色とされ床は濃灰色とされており
運賃表示器は、LCD表示機へと改められています。
座席配置はメーカー設定の都市型の座席配置であり、
左側前半が前向き1人掛4列、後半が前向き2人掛3列、
右側が前向き1人掛6列・前向き2人掛4列とされて、
うち3~6列目は車椅子用の折畳座席となっています。
ホイールベースが5.3mのN尺より1列多いだけでなく
立ち席もN尺都市型の51名から6名増となっています。
握り棒は橙色、運賃箱は小田原機器製RX-NZSです。

長尺ということでスタイリッシュな外観となっており
投入以来、土浦支店の花形として活躍しています。

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