関東鉄道 9434MK

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関東鉄道 9434MK/日野KL-HU2PREK+日野車体(BlueRibbonCity)

東急バス中古車で東急時代の社番はAO324です。
2002年、渋谷駅~青葉台駅間の深夜急行バスに、
着席需要を見込んだ、終電より先に渋谷駅を発つ便
「ナイト・アロー」が新たに設定されたことに併せて、
同便並びに終電後の便「ミッドナイト・アロー」用として
青葉台営業所に投入されたAO323・AO324の2両は
高速道路経由の運行に対応していたワンロマ車で、
通常の塗装に金色を加えた塗装を纏っていました。
またこの青葉台営業所に1999年に配置されていた、
深夜急行バス用のワンロマ車AO1836・1837に比し
扉配置がトップドアから中引戸へと改められたため、
昼間は荏田南線等一般路線でも活躍していました。

2012年にAO1279~1282の投入に伴って代替され、
虹ヶ丘営業所へと転入しNJ323・NJ324となったものの
すぐ目黒営業所へと転入しM323・M324へと改番され
更に渋谷駅~宮前平駅間の深夜急行バス開業に併せ
同年M324のみが高津営業所へと転入しTA324となり
同路線の他、新道線等一般路線でも活躍しました。
翌2013年には目黒営業所に転入し再びM324となり
その仕様を活かした貸切運用で主に使用された他、
自由が丘線等一般路線でも活躍を見せていました。
2016年に廃車となった後、関鉄へと移籍を果たして
同年、9434MKとして水海道営業所へ配置されて、
SMCの特定車として新天地で活躍をはじめています。

仕様はホイールベース5.915mの長尺とされた上に
側面窓がワンロマ車らしくメトロ窓とされているため
非常に恵まれたプロポーションが目を惹くところです。
またワンロマ車ながらワンステップとされているのは、
時代の要請に応じた現代的な仕様といえるでしょうか。
移籍に際して塗装はもちろん低床塗装とされましたが
側面腰板の「ONESTEP」のロゴは剥離されています。

車内は運賃箱などのワンマン機器を搭載しておらず
一般路線での運用には対応していない模様です。
内装は内張りが上半分象牙色下半分明緑色とされ
また床が灰色の平滑な床材張りとされているなど、
当時の東急としては標準的な仕様となっていますが
座席がシートベルトが付いたハイバックシートなのが、
なんといってもこの車の最大の特徴となっています。
加えて東急時代に撤去されていますが新製当初は
白色のヘッドレストカバー付きも奢られていました。
とはいえ座席はリクライニング機構はもっておらず、
また2人掛座席は座面背面共2人分が一体のもので
一般的な高速車等と比すと簡素なものではあります。

座席配置は当然ながら2人掛座席が主体とされており
左側前半は前向き1人掛が1列と前向き2人掛がう列、
中扉を挟み後半は前向き2人掛が4列となっています。
新製当初、左側の座席の一部は補助席付きでしたが
残念ながら、東急時代に撤去されてしまったようです。
右側は前向き1人掛が1列と前向き2人掛が3列に、
前向き1人掛が2列と前向き2人掛が4列とされており
うち4・5列目は車椅子の固定に備えた折畳座席で、
この部分は一般的な高さの背もたれとなっています。
座席表皮は同時期のワンロマ車で採用されていた、
青紫色地に紺色・灰色・紫色のリングが入る柄物です。

さすがに乗車する機会はなかなかなさそうですが、
珍しい車だけに今後の活躍に期待したいところです。

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【諸元】
登録番号:つくば200か・690
年式:2002
型式:KL-HU2PREK
機関:P11C-TI(PT-V)(10520cc 300ps/2100rpm)
ホイールベース:5.915m

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