関東鉄道 2051MK

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関東鉄道 2051MK/いすゞQPG-LV234Q3+J-BUS(ERGA)

2013年、水海道営業所へ投入された自社発注車、
2050MK・2051MKは関鉄の自社発注車としては
2006年式の1921TK・1922TK・1923YT・1924TCに続く、
ホイールベース5.8mの長尺のワンステップ車で、
側面窓も横引きのメトロ窓とされたのも共通です。
ただし、2040MT以降の自社発注車の仕様に準じ、
前面バンパーへの白色LEDのデイライト取付や、
中扉戸袋内への側面行先表示機の設置、
側面窓の濃色ガラス化などが差異となります。
また、トランスミッションが6速に変更されました。
なお、エンジン出力については未確認です。

この2両はみらい平駅周辺の宅地開発に伴って、
運行開始された谷原小学校スクールバスに使用され
基本的には一般路線で運用されることはありませんが、
運賃箱・LCD車内表示器・整理券発行機等を装備し
休日を中心に筑波山シャトルの臨時便をはじめ、
各種のイベント輸送などで活躍する姿が見られる他、
長期休業中等に一般路線でも運用されることがあります。
更に、2014年に開業した、金曜深夜のみ運転の
取手駅~水海道駅間の深夜急行バスにも使用されます。

車内はやはり二人掛け座席が主体となっていますが、
座席配置が若干変更されたことが特筆されるところです。
即ち、1921TK・1922TK・1923YT・1924TCの場合は、
乗降口側1列目・4列目・5列目のみは一人掛け座席で、
うち4列目・5列目は車椅子固定用の折畳座席ですが、
乗降口側4列目・5列目が二人掛け座席に変更され、
この4列目・5列目は二人掛けながら折畳座席です。
また非常口側の補助席の取り付け位置も変更され、
4~11列目から2・3列目及び6〜11列目となりました。

さて、このような豪華な車が専用車として奢られる
谷原小学校スクールバスですが、みらい平地区には
陽光台小学校(仮称)の建設が進められているため、
同小学校開校後のこの2両の動向が気になるところです。

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【諸元】
登録番号:つくば200か・452
年式:2013年式
型式:QPG-LV234Q3
機関:未確認
ホイールベース:5.8m

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関東鉄道 2051MK への2件のフィードバック

  1. 9060MT のコメント:

    こんにちは!! お久しぶりです!!

    なるほど~こちらの車両は、特定ということで広告枠は、取り付けなかった様ですね!!
    筑波山シャトルでは何度かお会いしました!!
    しかし、2060TCを始め、新型の大型車が久々にでてきましたね!!(^-^)
    さて、1924TCですが去年の仕事休みの日に
    一般運用として入ってたみたいで、つくばセンターからひたち野うしく駅まで乗車してきました!!
    実は昨日の午後も、筑波大学循環を運用してましたね!!
    おまけに、9376TCにも乗車しました!!
    ちなみに、車内放送の更新もされてました!!
    つくばセンターのチャイムの後、「森塾」のPRを確認。

  2. 大曽根線 のコメント:

    >>9060MT様
    いつもコメントありがとうございます。
    1923TKの場合もキヤノン特定車への転用時に
    広告枠が撤去されてしまっていますね。
    特定車には広告枠は付けない方針なのでしょうね。

    1924TCは昨年12月6日に一般路線に入っており、
    つくばセンター到着後、11系統にも入っていたようですね。
    その日は車両交換による登板だったらしいのですが、
    3月12日には一日中一般路線に入っていたようです。

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