関鉄パープルバス P026

204FH010017t
関鉄パープルバス P026/三菱KL-MP37JK+MBM(Aerostar)

東急バス中古車で東急時代の社番はA395です。
2002年にA395として淡島営業所へ投入された車で
2015年に廃車となった関鉄パープルバスへ移籍し
同年に下妻本社営業所へと投入されています。

塗装はノンステップ車のため低床色となりましたが
同じ年式の東急中古車である9402YTとは異なり、
側面窓は東急時代の銀サッシのままとされた上、
側面窓周囲の黒色塗装が省略されているために、
9341TRを髣髴とさせる軽快な印象となっています。

またそれ以外の外観上の大きな特徴となるのが
非常口側の側面窓のうち最後部の窓が小さくなり
PJ-代と同じような窓配置となっていることです。
これは、東京都の環境確保条例により行われた
排出ガス規制に対応するモデルとして追加された
指定低公害車仕様で見ることができる窓配置です。

196FH020018

この指定低公害車仕様はエンジンが自然吸気から
ターボチャージャー及びインタークーラー付きとなり
その関係でこのように窓配置が変更されたようです。
これにより走行音も若干変わっているのが特徴です。

車内は東急時代に車体補助修繕という簡素な補修を
受けたのみであるため登場時の姿が維持されており、
変更点は握り棒が黒色の緩衝剤巻きであったものが
橙色の緩衝材巻きへと変わったのが目立つ程度です。

下妻本社営業所としては3両目となるノンステップ車で
今後の活躍が期待されるところですね。

209FH020026t

196FH020010

【諸元】
登録番号:つくば200か・608
年式:2002
型式:KL-MP37JK
機関:6M70(T6) (12882cc 250PS/2200rpm)
ホイールベース:4.8m

カテゴリー: 関東鉄道 パーマリンク

コメントを残す