高知県交通 高知200か・232


高知県交通 高知200か・232/三菱KC-MK219F+三菱バス製造(Aero Midi)

阪急は、子会社である阪急田園バスも含め、
三菱中型車を短尺車も含め継続的に投入しており、
うち短尺車は専ら、宝塚営業所に配置されました。
阪急は、後引戸の扉配置を標準としていましたが、
短尺車の場合、メーカーが対応していないため、
阪急らしからぬ中引戸となっているのが特徴です。

KC-代の場合、この三菱中型車のうち短尺車は、
1997年式の2641、1998年式の2678、
1999年式の2691、2692の計4両が
宝塚営業所に在籍していました。

このうち、2641が土佐電気鉄道へ移籍、
更に、2678が高知県交通へ移籍し、
いずれも高知県内で活躍していることは、
特筆されるべきだと思います。

元々、日産ディーゼル車と日野車のみを
投入してきた高知県交通にあって、
三菱車はかなり目立つ存在となっていますが、
既に同じ阪急から先行して標準尺車が移籍しており
三菱車の登場はこれに次ぐものです。

移籍時の改造もまた、この標準尺車に準じますが、
後方のラインの幅が狭められている他、
側面方向幕があった場所の上部に、
側面行先表示機を収めているために、
標準尺車より見栄えのする仕上がりとなっています。

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