関東鉄道 9163TC


関東鉄道 9176TC/日野P-HT235BA+日野車体(BlueRibbon)

京成中古車で、関鉄では初の京成中古車として、
2002年に、土浦営業所に投入された7両は、
9159TC・9160TC・9161TC・9162TCがいすゞ車、
9163TC・9164TC・9165TCが日野車でした。
うち、日野車は全車、本型式が投入されており、
扉配置もこちらは中引戸で揃えられています。
年式は全て1989年式であり、経年も浅めでした。

関鉄に投入されたBlue Ribbonの中古車としては、
千葉内陸中古P-HT236BAの9138TCに続くもので、
これに併せて、前面方向幕周囲は白色に塗装され、
ライトベゼルは銀色に塗装されていますが、
前面方向幕回りをブラックアウト処理としていた、
自社発注車P-HT233BAの1504MK1505TR等と比し
野暮ったい感じは否めず、これに続いて投入された、
9174TR・9175TR・9176TC以降はライトベゼルを黒色とし、
更に9199TR等、一部は前面方向幕周囲を黒色としています。

うち、この9163TCは、京成時代の社番はN563で、
新製以来、ずっと草野車庫に所属していた車です。
なお、この車は一時期、筑波学院大学のラッピングが施され、
その名残で、ラッピングが剥がされた後も、
戸袋窓の部分に「関東鉄道」のロゴが残っていました。
このようなロゴの残置は関鉄ではしばしば見られますね。

このように外見こそ冴えなかったものの、
車内は焦茶色の内張りに、焦茶色の床材張りの床、
京成時代に張り替えを行い柄物となった座席表皮等、
関鉄の自社発注車の時代遅れの陳腐な内装と比して、
こちらの小奇麗なそれは、京成時代ほぼそのままとはいえ、
輝きある存在で、関鉄の体質改善に大きく寄与しました。
いすゞ車は7E架装・Cubic架装を問わず、関鉄移籍時より
内装の痛みが著しかった車も少なからず居ましたが、
日野車は目立った痛みは少なかったように思います。

とはいえ、元々経年車であったこともあってか、
いすゞ車・日野車を問わず、これら京成中古第一陣の引退は早く、
2008年には廃車となり、関鉄での活躍は6年程で終わりました。

【諸元】
登録番号:土浦200か・304
年式:1989
型式:P-HT235BA
機関:M10U(9880cc 230ps/2500rpm)
ホイールベース:5.2m

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関東鉄道 9163TC への2件のフィードバック

  1. 9060MT のコメント:

    こんばんわ、この車輌が配属された直後最初は広告枠で施されましたが、当時、関鉄に初めてラッピングバスが登場された年でもあり、この車輌も間もなくラッピング車となり施されたラッピングが「NTT東日本、Bフレッツ」の全面ラッピングでした!かなり目立ってました! この全面ラッピングも9171TCの「レイモンドハウス」や9132TCの「JA貯金」などがありましたがお客様に間違われやすいせいか原因がわかりませんが最近は無くなりましたね!
    また、僚車の9164TCは残念ながら一度も見ることができませんでした!

  2. 大曽根線 のコメント:

    >>9060MT様
    いつもコメントありがとうございます。
    レイモンドハウスのラッピング広告は、
    全面がレンガ模様で重量感がありましたね。
    最近のラッピングは全面ラッピングであっても
    前面にはラッピングがなされませんね。
    どこの事業者か判りにくいのもあるでしょうが、
    前面はラッピングできる面積が限られていて、
    費用の割に広告効果が少ないこともあるでしょうね。
    キュービックなどは前面へのラッピングが難しそうですね。

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