茨城オート 91J

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茨城オート 91J/日野P-RJ172BA+日野車体(Rainbow)

オートには数多くの一つ目RJが活躍を続けていますが、
1984年式の写真の91Jと、同時に購入された92Jのみは、
他の車と違い、側面方向幕が腰板に設置されています。
ただし、同じ1984年式でも93Jは通常位置への設置です。

この仕様は同時期の茨城交通自社発注車にも見られるもので、
茨城交通でもオートと同じく1983年式までと1985年式以降は、
側面方向幕が通常位置なのにも拘らず、この年式の一部の車のみ、
どういう訳か側面方向幕が腰板にあります。

なぜ茨城交通及び茨城オートで、この時期に限り、
側面方向幕を腰板部に設けたかは謎ですが、
必ずしも車両の仕様が一致しない、
茨城交通と茨城オートとの間でこのように、
仕様に共通点があるのは興味深いところです。

しかし、それ以外の点においては扉配置を除けば
同一年式の同一車種であっても差異は意外に多く、
ミラーが茨交が幽霊ミラーなのに対し、オートは一般的なもの、
足元灯が茨交が後扉のみなのに対し、オートは前後に、
車外スピーカーが茨交が縦型なのに対し、オートは横型、
という具合に外観上でも細部には多数の差異があります。
また、内装も茨交とオートではかなりの違いがあります。

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