関東鉄道 1940RG/日野BDG-HX6JLAE+J-BUS(Poncho)
2002年に運行開始された龍ケ崎市コミュニティバスは
竜ヶ崎ニュータウンの北竜台地区と龍ヶ岡地区、及び、
同市の中心市街地を結ぶ循環ルート「龍・ゆうバス」と
竜ヶ崎駅を中心に市内各地へと延びるA~Eルートの
5系統を擁する放射状の「龍ぐうバス」から成っており、
併せて市内の路線バスの運賃を昼間は上限210円とし
総合的なモビリティ・マネジメントに努めています。
このうち関鉄が受託する「龍・ゆうバス」専用車であった
クセニッツCITY-Ⅲの1839RG・1839RGの代替として、
2007年に投入されたのが1940RG・1941RGの2両です。
1839RG・1839RGは環境への負荷が少ないCNG車で、
かつ、FFレイアウトによる広い低床部が魅力でしたが
2005年度の稼働率は5割強に留まる程、故障が多く
その修理費は5年間で1890万円に達してしまいました。
そうした経緯からか無難なディーゼル車となっています。
関鉄としては1934MK・1935MK・1936MKに続いて、
これが2例目となる日野ポンチョの投入となりましたが、
ロングタイプは1940RG・1941RGが初登場となります。
外装は基本的に1839RG・1839RGのものが継承され、
白色を地色として裾部が黄色のグラデーションとされ、
その上に同バスのロゴが配されたものとなっています。
更に2014年には車体各所に龍ケ崎市のゆるキャラ、
「まいりゅう」のステッカーも新たに貼付されました。
車内は薄灰色で、床は濃灰色石目調の床材張りとされ
握り棒は橙色の緩衝剤が巻かれる無難な仕様です。
座席配置は乗降口側は横向き2+1人掛となっており、
もう一方の非常口側は前向1人掛5列となっています。
座席表皮は1940RGと1941RGとで異なるものとされ、
1940RGは青地の柄物、1941RGは灰色地の柄物です。
また運転席背後のLCD表示機も目を惹くところです。
【諸元】
登録番号:土浦200か1027
年式:2007
型式:BDG-HX6JLAE
機関:J05E-J5-ⅡF(5123cc 180ps/2800rpm)
ホイールベース:4.825m
これはまいりゅうのラッピングです。関東鉄道竜ケ崎線にもまいりゅうのラッピングが
ありますね。
>>力っちん様
コメントありがとうございます。
上にも書きました通り、まいりゅうのステッカーは2014年に追加されました。