関東鉄道 1834MT/日野KK-RJ1JJHK+日野車体工業(Rainbow)
2002年、水戸営業所へ、関鉄の一般路線車としては
初のワンステップ車、かつ、初のバリアフリー法対応の中型車、
1831MT・1832MT、及び、1833MT・1834MT・1835MTの
計5両が、一挙にまとめて投入されました。
うち、1831MT・1832MTはKK-RM252GSN、
残る、1833MT・1834MT・1835MTはKK-RJ1JJHKで
コミュニティバス用として2001年に先行投入された
1812MK・1813MKがエアサスペンションだったのに対し、
これらはいずれもリーフサスペンションであるのが特徴です。
その他は、1809TR以降の関鉄の一般的仕様を踏襲し、
側面行先表示機が標準サイズのものであること、
前面の「中のり」表示がプレートであること、
前面の「ワンステップバス」のロゴが白字であること、
ホイールが銀色ではなく車体色となっていること、
側面の社名表記が白字とされていることなど、
共通する特徴は多くあります。
ただし、前面のロゴについては1840TC登場以降に
1840TCと同様のものに変更されています。
車内についても、やはり1809TRに準じており、
前半部が横向き座席とされているあたりは、
現行の中型車とは異なっていますね。
結局、関鉄においては両型式は主力となることなく、
前者はこの2両が投入されたのみで打ち止めとなり、
後者は翌年、1852MK・1853MKが投入されて打ち止めと、
いすゞ車が主力である関鉄では異端な存在となりました。
それにしても、水戸営業所の場合はこれまで、
日産ディーゼル車が主力として投入されていたので、
日野車が投入されるというのは珍しい感じです。
1835MTはその後、転属を繰り返しており、
現在は潮来営業所へと配置されていますが、
残る1833MT・1834MTは水戸営業所で引き続き
活躍を続けているのは嬉しいところです。
一時期、前面の車椅子ステッカーが褪色著しく
目立っていましたが、後に交換されたようですね。
【諸元】
登録番号:水戸200か・320
年式:2001
型式:KK-RJ1JJHK
機関:J08C(7961cc 220PS/2900rpm)
ホイールベース:4.49m
こんばんわ この車輌、一度乗車しましたが、水戸営業所において路線車として日野車が導入されたのはこれら1834MT 1835MTが初めてなのでしょうかね?
また、この頃から京成バスからの移籍車も増え水戸営業所に日野の大型車も多く配置されましたね!
最近の新車はホイールの色が銀色が多いですね。車体色のほうがピッタリ合うような気がしますが・・・
>>9060MT様
いつもコメントありがとうございます。
水戸に日野車というのは違和感がありましたね。
P-HTの9210MT・9211MTが投入された当初も
かなり目立つ存在だったと思います。
ホイールは1867TCから銀色へと変更されていますが、
最近は車両間で頻繁に交換されているようで、
追いかけるのが困難になっていますね。