関鉄グリーンバス 1767G

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関鉄グリーンバス 1767G/いすゞKC-LR333J+いすゞバス製造(Journey K)

1998年に当時の鉾田営業所に投入された車です。
鉾田営業所は、2001年に関鉄メロンバスに分社化され、
これは関鉄初の地域分社化事例となりましたが、
その間に自社発注車の投入は行われず、
2005年に関鉄グリーンバスに吸収されてからも、
鉾田営業所に自社発注車の投入はないままのため、
この車は今のところ、鉾田営業所に新製配置された、
最後の自社発注車、ということになります。

尤も、バス部門での地域分社化はメロンが初ですが、
1979年の段階で、国鉄の分割民営化に先立って、
関鉄は鉄道部門での地域分社化を行っていることは、
特筆されるべき点であると言えましょう。

U-LR332J・自社発注車が50両近くが投入されたのに対し、
KC-LR333J・自社発注車は14両に留まっているため、
少数派の印象は否めませんが、配置は広域に行われ、
関鉄グループのエリア内ではどこでも見掛ける存在です。
車体はいすゞバス製造製と富士重工業製とがありますが、
後者は1734RG・1735KSのみとなっています。

いすゞバス製造製の場合、車体はJourney Kとなりますが、
メーカーのマイナーチェンジで後面窓周囲の凹みがなくなり、
すっきりとしたリアスタイルになっているのがポイントです。
車内も、同様に相応の近代化が図られており、
握り棒が黒色の細いゴム巻きのものとなり、
非常口の表記もピクトグラム入りとなっていますが、
座席配置は相変わらず後半部三方シートとされており、
同時期に投入されたKC-RJ1JJAA・KC-RM211GSNが
関鉄伝統の後半部三方シートを廃したのとは対照的です。

座席表皮は当初、一般席緑色・優先席赤色でしたが、
車体更生時に1809TR以降標準の柄物に替わっています。
しかし、なぜか一部の座席のみ背もたれだけ緑色とされ、
文字通り異彩を放っています。

また、関鉄グリーンバスでは「ギャラリーバス」という、
地域のサークルや沿線の学校の児童・生徒などの
絵画や写真を展示したバスを2007年から運行しており、
この車の他、鉾田営業所のG023、柿岡営業所のG041、
石岡営業所のG016・G019・G027・G035が、
同じく、ギャラリーバスとして活躍をしています。
これらの車は前面社番の上に「ギャラリーバス」の
文字が入れられており、外からでもそれが判ります。

2010年の茨城空港開港に際しては、
この車も方向幕に対応のコマが追加されており、
空港関連の表示は飛行機のピクトグラム入りである他、
空港関連の表示や回送表示はローマ字入りとされました。
更に、2010年のかしてつバス専用道開業に際し、
GPS装置など、対応機器も装備されています。

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【諸元】
登録番号:水戸22あ2153
年式:1998
型式:KC-LR333J
機関:6HA1(8226cc 190PS/2800rpm)
ホイールベース:4.3m

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関鉄グリーンバス 1767G への2件のフィードバック

  1. 9060MT のコメント:

    こんばんわ この車輌も何回か乗車しましたが、 当時、メロンバスに分社化する前、鉾田には三菱車(MK)が多かったのでRMの1729HKと合わせて貴重な存在でしたね!
    最近、グリーン鉾田では石岡から僚車である1768ISの転属や名古屋からの移籍車などを含めて中型、大型車はいすゞ車が圧倒的に増え三菱車はごく僅かとなってしまいましたね!

  2. 大曽根線 のコメント:

    >>9060MT様
    いつもコメントありがとうございます。
    鉾田は1660Gまでは三菱車が多く投入され、
    1287HK・1288HK・1432HKなど大型車も三菱でしたね。
    鉾田のいすゞ車といえば、1373HK・1383HK・1397HKなど
    北村MRが水戸市内にもよく顔を出していましたね。

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