つゝじ観光バス 群馬200か・441


つゝじ観光バス 群馬200か・441/日野KK-HR1JEE+日野車体(Rainbow)

館林邑楽地域の代替バスでは一般的なHRの7m仕様で、
桃色の塗装の、館林・千代田線で使用される車です。

館林・千代田線及び館林・邑楽・千代田線は、
赤岩渡船バス停にて利根川対岸に向かう
渡し船に接続しており、そのために
赤岩渡船バス停は写真のように利根川の土手を越えた、
砂利道の上にあるのが特徴となっています。

渡し船で渡った先には国際十王交通の
葛和田バス停があり、ここから熊谷駅行きのバスが出ていて、
バスでの旅にはうってつけのコースと言えるかもしれません。

なお、この渡し船は県道の代替交通機関として、
運行されているもので無料で利用することができます。
この渡し船を利用される際、船は通常は、
赤岩渡船バス停(群馬県)側で待機しているため、
葛和田バス停(埼玉県)側から利用する場合は、
乗り場に設置された旗を挙げて、
対岸の船へと合図をする必要があります。

撮影当時は、道路運送法改正直前であったため、
車体側面の「貸切」の表記からも分かる通り、
旧21条適用で、まさに代替バスという体制で、
実際に損失を行政が負担する形での運行となっていますが
いわゆるコミュニティバス的扱いは一切なされておらず、
さも普通の路線バスのような形態なのが特徴です。

こういう形態は代替バス運行の歴史の長い群馬県では、
比較的多く見られ、加えて同改正後は、「一般乗合」、即ち、
4条適用となり、一般的なバスとの線引きはより曖昧になっています。
ここら辺を考えるとコミュニティバスの定義というのは難しいですね。

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