関東バス C5134/日産ディーゼルU-UA440LSN+富士重工業(7E)
収容力重視の標準尺車、5100代です。
関東バスではラッピングの準備として、
側面及び後面がこのような
簡易塗装となっている車があります。
色こそ側帯と同じ赤と青が使われていますが、
ブロック状に配されたパターンとなっており
まさに異彩を放つ存在です。
とはいえ、これはこれでカッコいいところが
大手事業者らしいところではあります。
少なくとも、あの帯なし塗装に比べれば…
今のところ、こうした塗装を纏うのは
3400代、3000代、そして5100代のみですので、
経年車が多く活躍する関東バスといえども、
少しずつ数を減らしているのが現状です。
このC5134も鬼籍入りしており、
現在、青梅街道でこの塗装を纏う車は全廃となっています。
写真の南善福寺―青梅街道営業所は出入庫系統で、
一日に数便のみ設定されている比較的レアな便です。
以前、ここから上石神井駅に向かうために乗車したことがありますが、
運転士さんが各バス停ごとにマイクを活用し、
誤乗防止に努めている姿が印象的でした。
勿論、その時は私の他に利用者はいませんでした。