阪東自動車 305


阪東自動車 305/いすゞLKG-LV234L3+J-BUS(ERGA)

2011年、阪東は304・305・306の3両の新車を投入しました。
ここ数年、日産ディーゼル車及びUDトラックス車を
主力として投入してきた阪東でしたが、
UDトラックスのバス事業撤退以降、
どういった車種を選択するのか注目されていました。
304・306は阪東ではこれまで少数派だった三菱車、
305は阪東としては比較的順当ないすゞ車となりました。
とはいえ、いすゞ車の投入は2009年の299以来、
大型車に限って言えば、2006年の292以来で、
そういった意味では、驚きの車種選択と言えます。

また、これまで阪東ではいすゞ車の場合、専ら、
ホイールベース5.3mの標準尺が選択されており、
ホイールベース4.8mの短尺が選択されるのは、
2004年に投入された273・274以来となっています。

トランスミッションは引き続き、阪東では標準的な、
トルクコンバータ式オートマチックトランスミッションです。
なお、今回投入されたLKG-/LDG-代のERGAでは、
オートマチックトランスミッションの場合でも、
車両総重量によって型式が変わりうるため、
型式の判別は非常にややこしくなっています。

外観ではメーカーのマイナーチェンジにより、
ハブボルトが締め付け力強化のため10本化された他、
非常口側の側窓の一部が固定窓化されたのが、
比較的よく目立つ変更点となっています。
また、296297298以降のロゴ類の変更も、
ERGAとしては初めて適用されています。

また担当者制の阪東らしく、この車も早速手が加えられ、
定番のサイドウィンカーのレンズ変更に加えて、
前面のフォグランプやウィンカーも改造されています。

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阪東自動車 305 への4件のフィードバック

  1. Tak.K. のコメント:

    どうやらこの代のエルガはATであっても重量規準に対応しているようですね…(つまりはLKG表記)
    ただ何故か非対応車も少なからずあるようでこちらも真偽を突き止めたいところですが…ここ最近ブルリワンステばかりに当たり305号車には全くといっていいほど遭遇できません…(泣)

  2. 大曽根線 のコメント:

    >>Tak.K. 様
    いつもコメントありがとうございます。
    AT/MTを問わず、車両総重量によって変わるため、
    どうも銘板を見ないと確定はできないようです。
    いつか銘板が確認できればいいのですが、
    生憎、なかなか訪問の機会が作れないままです。

  3. 瓦版 のコメント:

    こんにちは。

    今しがた、この車に乗車したのですが、銘板を見てもLKG-/LDG-の判別はつきませんでした。
    型式は「LV234L3」のみでしたし…
    生憎、当方が銘板での型式判別方法を熟知していないためになんとも…といったところではありますが。。。

    余談ではありますが、まだまだ野田22ナンバーが元気に動いてますね。
    キュービックワンステなど、いつまで残るか気になるところです。

  4. 大曽根線 のコメント:

    >>瓦版様
    いつもコメントありがとうございます。
    貴重な情報をお寄せ頂き、ありがとうございます。
    銘板はそうなっていましたか…。
    そうなりますとBJハンドブック辺りの出版物で
    阪東を取り上げて貰う機会を待つしかなさそうですね。
    今年もじき新車が入るでしょうから、
    またワンステから代替廃車が出るのでしょうね。

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