関鉄グリーンバス G040

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関鉄グリーンバス G040/日野KC-RJ1JJCA+日野車体(Rainbow)

東武バス中古車です。
大型車の中古車に関しては、後扉仕様を嫌う関鉄ですが、
中型車の中古車に関しては、後扉仕様も積極的に投入しており、
中型車の中古車は出物が限られる故の苦渋の対応、といった
様相を呈しつつあるのが、興味深いところです。
もっとも、関鉄に多くの中古車を提供している京成では、
中型車は後扉仕様を標準として投入してきたこともあり、
こればかりは致し方ないのかもしれません。

外観上では、関鉄の自社発注車と比べて、
側窓がブラックサッシの二段窓とされた点と、
後扉が折戸とされた点が非常に目立ちます。
リアオーバーハングの短い中型車の場合は、
後扉を引戸とすると戸袋の関係で狭幅とされがちで、
後扉を折戸とした方がサイドピューは端正な感じです。
また、前面バンパーが低床仕様のものとされており、
厚ぼったい自社発注車のそれと比べすっきりとした印象です。
なお、前面に貼られた乗降口を示す黄色のステッカーは
ちゃんと「後のり」とされており、なんだか可愛い気がします。
また後面の一体型のブレーキランプ・ウィンカーは、
同型式の自社発注車と比し、大型のものとされています。

この車と同時期に、関鉄本体に投入された中古車は
殆どがLED行先表示機を採用していますが、
子会社向けは廃車発生品活用の観点からか、
方向幕を採用した車も少なからず存在しており、
この車も方向幕を採用しているのも注目です。
特に、側面方向幕は東武時代は大型の幕だったのに対し、
関鉄入りに際しては標準の幕へと変えられたために、
側面方向幕周りは中途半端な印象となっています。

車内は、概ね東武時代のままとされているようで、
背もたれの裏側が樹脂製とされ、大きな取っ手のつく
東武らしい座席がなんといっても目を惹きます。
内張は白色系統で、下半分は模様入りのものとされ、
床材は通路部がブロック状の滑り止め付きの明灰色、
一方、座席下部は平滑な濃灰色とされています。
座席は前向きの一人掛け座席が並ぶ配置ですが、
東武時代、優先席は乗降口側前二席だったようで、
一般席の座席表皮が青色系統の柄物なのに対し、
この部分は座席表皮が赤色系統の柄物となっていますが、
前輪タイやハウスがある部分だけに座りにくそうです。

茨城空港のお膝元といえる、石岡営業所に所属しており、
最近になって、茨城空港の広告ステッカーが張りつけられ
後扉仕様が活かされたような格好となっています。

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【諸元】
登録番号:土浦200か1140
年式:1996
型式:KC-RJ1JJCA
機関:J08C(7961cc 215ps/2900rpm)
ホイールベース:4.49m

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