関東鉄道 1842YT/三菱KL-MP35JK+三菱ふそうバス製造(NewAeroStar)
2002年に投入されたノンステップ車である、
1840TC・1841TC・1842YT・1843MTの4両は
一般路線車としては初めてLED行先表示機が
採用された記念すべきグループです。
高速路線車もこれに併せてLED行先表示機が
1844IT以降で採用されるようになりました。
LED行先表示機は1770TCで試用された
オージ製が引き続き採用されており、
併せて側面行先表示機も大型サイズへと
改められ視認性が向上しています。
また、前面の「ノンステップ」の文字は、
これまで白字の小さなものとされていましたが、
赤字の大きなものへと変更されており、
かなり目立つようになりました。
ホイールがメーカー標準の銀色へと
改められたことも目立ちます。
しかし、前面の「前のり」がサボであることや、
側面の「関東鉄道」のロゴが白色であること、
リアにマーカーランプが取り付けられていることは、
2001年式の1809TR及び1823YT・1824MT等を踏襲しています。
2009年、1508YTが遂に廃車となり、
2010年、1823YTが水海道営業所に転属して以降、
つくば中央営業所では唯一残存する、
自社発注の大型車となっていましたが、
2011年、水海道営業所に移籍しました。
関東鉄道 1842MK/三菱KL-MP35JK+三菱ふそうバス製造(NewAeroStar)
こちらは元々LED行先表示機だったために、
1823MKのような改造を受けることはなく、
殆どそのままの状態で使用されています。
しかし、つくばエクスプレス開業以降、
つくば中央営業所から水海道営業所へ、
移籍が相次いでいますが、この車をはじめ、
1657YT・1658YT・1659YT・1823YT・1861YT等、
個性的な車が多いのは興味深いところですね。
【諸元】
登録番号:土浦200か・407
年式:2002
型式:KL-MP37JK
機関:6M70(12882cc 250PS/2200rpm)
ホイールベース:4.8m