関東鉄道 1835RG/日野KK-RJ1JJHK+日野車体工業(Rainbow)
2001年の交通バリアフリー法施行以降に投入された、
関鉄の一般路線車としては初の中型車である、
1831MT・1832MT・1833MT・1834MT・1835MTは
リーフサスのワンステップ車とされました。
しかし、その後、リーフサスのワンステップ車投入は
1852MK・1853MKのみで途絶えています。
仕様はいずれも内外共に1809TRに概ね準じていますが、
前面の「中のり」表示がステッカーに変更されました。
また左側を切り下げた前面窓はRainbowらしいのですが
下部の黒色塗装の塗り分けが一直線となっているため、
それがあまり目立たなくなっている点はユニークです。
このうち1835MTは投入後まもなく竜ヶ崎に貸し出され、
龍ケ崎市コミュニティーバス「龍・ゆうバス」専用車である
1838RG・1839RGの予備車として使用されました。
この期間は社番もそのままで、水戸ナンバーのままでした。
その後、鹿嶋市循環バスの試験運行に伴い鹿島へ移籍、
竜ヶ崎には替わりの予備車として1851RGが投入されます。
しかし、2007年に鹿島から転出、再び竜ヶ崎に配置され、
今回は社番も改められ、土浦ナンバーへと変更されました。
このように、1835RGは車令はまだ若いにも拘わらず、
移籍を繰り返しており、興味深い存在です。
登場時は1809TR等と同様に、前面腰板部に白字で小さく
「ワンステップバス」の文字が入っていましたが
後に、他車と同様、1840TC以降の赤字の大きなものへと
それが書き換えられてしまいました。
しかし、この車は諸事情により前面を再塗装した際に、
「ワンステップバス」の文字が消されてしまったために、
すっきりとした前面となっており、引き締まった印象です。
【諸元】
登録番号:土浦200か1019←水戸200か・321
年式:2002
型式:KK-RJ1JJHK
機関:J08C(7961cc 220PS/2900rpm)
ホイールベース:4.49m
この車両は7年前に竜ケ崎営業所にいた車両で在籍期間(竜ケ崎)が短かったですね。
>>力っちん様
コメントありがとうございます。
そうですね。現在は潮来営業所にいますね。