関東鉄道 1437MT/日産ディーゼルP-U33K+富士重工業(7E)
関鉄の自社発注車としては、
極めて希少な日産ディーゼルの大型車は、
万博の終わった微妙な時期に、
突如として水戸営業所へと投入された
1989年式の1436MT・1437MT・1465MT・1466MTと、
1990年式の1506MT・1507MTの計6両に留まり、
以降、増備されることは遂にありませんでした。
ただ、以降、水戸営業所を中心として、
日産ディーゼルの中型車の自社発注車が
2002年式の1831MT・1832MTに至るまで、
継続的に投入されるようになった他、
西武中古車・都営中古車・新京成中古車等、
日産ディーゼルの大型車・中型車の中古車が
幅広く投入されるようになっていて、
特に関鉄初の日産ディーゼル車であった、
1436MT・1437MTはその意味では、
エポックメイキング的な存在と言えます。
仕様は、50両弱が投入されたP-LV314Kのうち、
同じく富士重工業製7Eを架装する車と、殆ど同じで、
1989年式らしく前面行先表示機が横長サイズとされ、
車内も伝統の後半部三方シートとなる座席配置で
いまいち新しい感じがしないところも渋いです。
特筆すべきは、1436MT・1437MTは、正面の
「中のり」プレートを社番の下に配置していたことで、
これは遠目からでも目立つ特徴となっていました。
末期は老朽化が著しかったものの、
この車は2008年まで活躍していました。
管理人様 昨年は様々な内容や情報をご教授いただきありがとうございました。本年度もどうぞよろしくお願い致します。
1437MTには何回か乗車したのですが一番気になったのが車内のダッシュボード下の製造プレート(富士重工)で製造年が昭和64年式と記されていました。恐らく89年初期に導入されたと思います!また、この頃から遼車の1436MTを含めMPの1432HK、1433TC、HTの1434MK、 1435TR、LVの1438IS、1439SM、1440YT、1441TC、1442RG、1443HS(のちにMT)から車内の押しボタンが小さい丸ボタンから四角(現在の物)に変わり いすゞ、日産デ車の富士ボディも富士7Eになるなど様変わりしました また、これらの車輌はまだブレーキランプはついていませんでしたね!
なんといっても緑色の座席シートのザラザラ感の感触が好きです!
>>9060MT様
いつもコメントありがとうございます。
今年も拙ブログを宜しくお願い致します。
銘板が昭和64年になっていたとは気がつきませんでした。
また、ボタンがオージWS-20からWS-220に変更されたのは、
この辺りの時期だったのとは知りませんでした。
貴重な情報をお寄せいただきましてありがとうございます。
ただ、富士ボディの場合は遅くまでWS-20だったようですね。
あのザラザラの座席表皮の車も本当に少なくなりましたね。
土浦の1503TC、水海道の1504MKの動向も気になります。