阪東自動車 302/UDトラックスPDG-RA273KAN+西日本車体工業(B型96MC)
西日本車体工業は2010年8月をもって
バスの製造から撤退しましたが、
阪東は2010年も西工製車体の302、303を投入しています。
仕様は概ね2009年式の301に準じていますが、
日産ディーゼルの社名変更に伴い、
UDトラックス製となり、勿論銘板も変更されています。
ただし、ハンドルのオーナメントは
ちゃっかりNISSAN DIESELのままなのが、
ちょっと引っかかるところです。
代替廃車は1997年式の239、240、241のようで、
遂にワンステップ車からも廃車が出たことになります。
ただ、1996年式が廃車されたのは、2008年からですので
阪東も随分、使用年数が延びたのだと感じさせます。
ちなみに303の方はまだメーカー未確認ですが、
コミケも終わったことですので、
近々確認しておきたいところです。
また、路肩灯は流行を汲んでLEDとなったのも
地味ながら301からの変更点となっています。
パーツは日新ガラス興業製シャインマーカーで、
神奈川中央交通等でも採用されていますね。
トランスミッションは引き続きZF製トルコンATですが、
PJ-以降のERGA・BlueRibbonⅡに続き、
LKG-のAeroStarもアリソン製トルコンATを
採用することとなっていますので、ZF製トルコンATを
搭載する新車もひょっとしたらこれが最後かもしれません。
次の新車投入は一年後になると思われますが、
西工撤退後、阪東がどういう選択をするのか
非常に気になりますね。