関東鉄道 1690RG/いすゞU-LV324K+アイケイコーチ(Cubic)
住宅・都市公団(当時)からの補助金を受けて、
1994年及び1995年に投入された自社発注車は、
外観では、黒サッシであること、
後部に乗降中表示器があること、
ゼクセルのビルトインクーラーを採用していること、
車内では、モケットが青系の柄物であること、
床材張りであること、三方シートが廃されたこと、等、
他の自社発注車とは一線を画す仕様です。
加えて、この車はいわゆる赤龍色となっています。
なお、茨観にも同様の赤龍色、青龍色を纏う車があり、
現在は同様に関鉄竜ヶ崎営業所で活躍しています。
休日の筑波山シャトルやその他のイベント輸送で、
つくばセンターに顔を出すことも多い同車ですが、
関鉄の車両群の中で、これらは一際目立つ存在でした。
しかし、2009年に入って、赤龍色、青龍色を纏う車のうち、
関鉄自社発注車に関しては、関鉄の一般色へと
塗り替えが進められており、この車も一般色になっています。
住都公団からの補助金で投入した車のうち、
1994年式に関しては元々、一般色を纏っていますが、
こちらは側面窓周囲や乗降扉の鴨居部並びに上部も含めて、
黒く塗られていますので、判別は容易です。
尤も、今のところ、赤龍色、青龍色を纏う車のうち、
茨観引継車に関しては、そのままの姿となっていますので、
まだまだ赤龍色、青龍色は見られます。
【諸元】
登録番号:土浦22あ1712
年式:1995年式
型式:U-LV324K
機関:6QB2(11781cc 230ps/2200rpm)
ホイールベース:4.65m