関東鉄道 1516YT

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関東鉄道 1516YT/いすゞP-LV314K+アイケイコーチ(Cubic)

つくば中央営業所に残る自社発注車です。
自社発注車は中引扉故かこの車の様に、
ラッピング広告の対象となる事が多く、
外観からは車令を感じさせません。

1989年式以前は前面方向幕が小型であるため、
遠目でも古参車らしい雰囲気を漂わせていますが、
1990年式以降は前面方向幕が大型となり、
遠目からは古参車らしさは感じられません。
また、この年式からいわゆる「まゆげ」が消えています。

しかし、内装は木床に三方シートと古めかしく、
また座席表皮は汚損防止のためザラザラしたものとなっている、
当時の関鉄の一般的な仕様の車です。
こうした車が現役であることに驚かれる方も多いでしょうが、
2002年以降は破竹の勢いだった中古車投入が、
2005年以降は鈍化していたこともあって、
未だに現役である様です。
とはいえ関鉄自工には大量の中古車が待機している様で、
風前の灯火であることは間違いありません。

余談ですが、私はモノコックバス天国の高知県で、
土佐電氣鐵道と高知県交通のバスに囲まれて幼少時代を過ごし、
以降は今現在に至るまで中古バス天国の茨城県で、
茨城交通と関東鉄道のバスを利用し続けている、
生まれながらのいなかっぺですので、
木張りの床のバスを見ても全く驚かないというか、
それが未だに当たり前の存在であって
ビニール張りの床のバスを見ると、
雨の日は滑りはしないかと心配になってしまいます。

寧ろ高知県から茨城県に引っ越してきたときに、
高知県に比べて茨城県ではスケルトンのバスが沢山走っていて
「茨城のバスは新しいな!」と驚かされたぐらいです。
その、当時驚かされたバスが、都落ちして茨城交通に来た
西武中古のP-U32Lだったりするのですが…

ところが、大学で出会った、余所の地方から来た友人らは
口々に「バスの床が木でビックリした!」と言うので、
大学入学当初は大変なカルチャーショックを受けました。
整理券を取る時の「チン」というベルの音も、
ミシン線の入った整理券も、釣り銭の出ない料金箱も、
私にとっては未だに当たり前の日常でしかありません。
こうしたローカル色の強さもまたバスの魅力でしょう。

友人らに馬鹿にされてきた、茨城県のバスですが、
最近はバス業界低迷と仕様標準化のあおりで
都会のバスはすっかり退屈なものになり、
都会のバスファンからは茨城県のバスが羨ましがられる、
そんな時代が今、到来している様です。

とりあえず茨城県民として、
今後も地元茨城のバスを記録して行こうと思います。
でも千葉のバスも記録して行きます。

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【諸元】
登録番号:土浦22あ1286
年式:1990
型式:P-LV314K
機関:6QA2(11044cc 220ps/2300rpm)
ホイールベース:4.65m

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