関鉄パープルバス 1736P


関鉄パープルバス 1736P/いすゞKC-LR333J+いすゞバス製造(Journey K)

1997年、新治地方老人センター特定車として、
石岡営業所へと投入された車です。
車体はJourney Kの観光仕様が架装されています。
1993年のSuper Cruiserのマイナーチェンジに際し、
採用された810EX用の異形角型のヘッドライトが
1995年のJourney Kのマイナーチェンジに際して、
観光仕様にのみ採用されているために、
路線仕様と異なる独特の表情となっています。
ただし、側窓は廉価な銀サッシのメトロ窓であり
サスペンションもリーフサスとなっているなど、
仕様は自家用車然としたチープなものです。

投入時は白色地に青緑色の三角形が描かれた
メーカーのサンプルカラーを纏っており、
側面には「新治地方老人センターふれあい号」、
前面には「新治地方老人センター」の赤色のロゴが
配される、やはり自家用車然とした姿でした。

その後、このロゴは消されたものの、
引き続き、サンプルカラーを纏ったままで、
石岡営業所で使用されていたようですが、
2006年、KaNaCカラーへと塗り替えられ、
当時、貸切免許を取得したばかりであった
関鉄パープルバス下妻本社営業所に移籍し、
貸切車として使用されるようになりました。
パープルには追って1721Pも追加されています。
貸切車としては共に貧相な仕様の車ですが、
近距離・小規模の送迎にはうってつけなのでしょう。

2012年に常総ルート用の高速車P013が
鉾田営業所へと転属したことに伴って、
貸切車を格下げ改造した高速車ながらも、
現在は聖徳学園特定車となった1647Pが
再び常総ルートで運用される機会が増えたようで
最近ではどうやらその代わりに、この車が
聖徳学園の運用によく入っているようです。

【諸元】
登録番号:土浦22あ1893
年式:1998
型式:KC-LR333J
機関:6HA1(8226cc 190PS/2800rpm)
ホイールベース:4.3m

カテゴリー: 関東鉄道 パーマリンク

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