関鉄グリーンバス G057

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関鉄グリーンバスG057/いすゞKC-LV280N+いすゞバス製造(Cubic)

名古屋市交通局中古車で、2011年にG058と共に、
関鉄グリーンバス石岡営業所に投入されました。
名古屋市交通局中古車で、元局番はS-549です。
1999年式で中川営業所に新製配置されており、
2009年には如意営業所に移籍しています。
G058が富士重工業製車体を架装するのに対し、
G057はいすゞバス製造製車体を架装しており、
なんともマニア心を擽るラインナップとなっています。

扉配置は名古屋市が1999年から採用した四枚折戸で、
高級感溢れるヒドゥンピラー仕様の逆T字窓や、
屋根に設置されたデンソー製の外気導入型クーラー等、
非常に特徴的な姿が目を惹きます。
フィンガーシフト仕様なのも、流石です。

特に、テールランプ配置は極めて独特のもので、
裾部にブレーキランプ、ウィンカー、バックランプが
New Aero Starの様に一体に縦型に配置された上で、
上部に補助ブレーキランプ、補助ウィンカーが付くという、
名古屋市特有のアクの強いものでかなり目立ちます。

車内はヘッドレストカバー付きのハイバックシートが並び、
更に窓には横引きカーテンが設置されていて、
外観に違わず高級感のある仕様が目立ちます。
筑波山シャトルに固定運用されているG037
検査時等に代走を務めることもしばしばありますが、
まさにうってつけの仕様といって良いでしょう。
ただし、座席配置は収容力を考慮したのか、
一人掛け座席が主体となっています。

かしてつバスBRT事業のバス専用道対応の為、
GPS機器などもしっかりと搭載されており、
運用範囲は非常に広範囲になっています。

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【諸元】
登録番号:土浦200か1239
年式:1999
型式:KC-LV280N
機関:8PE1-N(15201cc 240PS/2300rpm)
ホイールベース:5.3m

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関鉄グリーンバス G057 への6件のフィードバック

  1. 瓦版 のコメント:

    こんばんは。
    名古屋市営特有の前扉のブザーも健在でほっとしてます。
    最後尾の座席に収納式の簡易肘掛けがついており、5人がけを2-1-2に分けることが可能でした。

    そのような内装も相まって、乗り心地はかなり上等でした。

  2. かけるくんのパパ のコメント:

    こんばんは、

    グリーンバスでは久しぶりの大型車輌の導入となりましたが、
    やっぱり、V8エンジン搭載の音はシビレますね~

    乗務員からの目線で、左折時には気を使いますが、
    降車扉後部にある側面の「電光表示」は見にくいようですよ~(泣)

  3. 9060MT のコメント:

    こんばんわ、名古屋市交通局のバスの特徴はテールランプ、ブレーキランプの他に3扉タイプの車輌で中扉は引戸なのに対して後部扉は折戸を採用しているところが面白いですね!

  4. 大曽根線 のコメント:

    >>瓦版様
    いつもコメントありがとうございます。
    前扉のブザーは当地では珍しく、気になりますね。
    内張りも黒系で落ち着いた感じがしますね。
    惜しむらくはG054に似た近代的な見た目の割に
    ツーステップ車ということでしょうか。

  5. 大曽根線 のコメント:

    >>かけるくんのパパ様
    いつも朝日バス境様のサイトの方では
    大変お世話になっております。
    2030YTの直結冷房仕様には驚きました。

    やはり、あの位置の側面行先表示機は
    運転士さんにとっては視界の邪魔でしょうね。
    京成は都区内で使用していた前乗りの車でも、
    側面は中扉前方に設置していましたから、
    あまり気にならなかったでしょうが、
    これから他社からの中古車がやってくると、
    ちょっと気になる所になるでしょうね。

  6. 大曽根線 のコメント:

    >>9060MT様
    名古屋市はクセの強い中京方面の事業者の中でも、
    以前はかなり独特な仕様の車を投入していましたね。
    かつては三扉のノンステップ車が在籍していましたが、
    これも過去帳入りしてしまったようで寂しいです。
    それにしても何故、後部は折戸としていたのでしょうね。

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