茨城急行自動車 5246


茨城急行自動車 5246/日野KC-RR1JJAA+日野車体(Rainbow)

朝日自動車から移管された車です。
朝日時代の社番は2011で、1999年式の車です。
朝日時代には境営業所に配置されており、
同じ土浦ナンバーのエリア内での移管のため、
登録番号がそのままとされていることが
この車の非常にユニークな点となっています。

東武鉄道境出張所の閉鎖を控えた時期に、
境営業所に投入された日野製の中型車、
2010~2019の10両のうちの1両で、
オートマチックトランスミッション仕様なのが
非常に朝日らしい仕様だということが出来ます。

ただ、後引戸のツーステップ車という仕様は
共に同じ東武系列の事業者ということもあって、
同時期の茨急でも一般的なもので違和感はなく、
側面窓が銀サッシではなく黒サッシであることが、
外見上目立つ、同時期の自社発注車との差異です。

行先表示機は新製当初は方向幕とされており、
側面は標準サイズのものを取り付けていましたが、
朝日時代にLED行先表示機への交換を実施し、
側面は、その際に大型サイズへと改められたため、
その部分の側面窓は、嵌め殺しの一枚窓に交換され、
登場時とは若干、窓配置が替わっています。

一方、茨急の古河営業所に所属する車両のうち、
松伏営業所・野田営業所から移籍してきた車は
引き続き、方向幕のままとされている車が殆どで、
茨急と朝日との方針の違いを感じさせるところです。

この車も朝日時代、古河駅~境車庫線での運用で、
古河駅西口へ顔を出していたことと思いますが、
今度は古河駅東口でも見られるようになったことは
面白いことだと思います。

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