ジェイアールバス関東 M524-96217


ジェイアールバス関東 M524-96217/三菱KC-MP217K+三菱バス製造(AeroStarM)

東急中古車で、土浦支店のイオン線開業に伴い、
水戸支店のM527-92606・M527-92612を、
土浦支店へと捻出するために、M524-96219と共に
2009年に投入されています。
M524-96217・M524-96219は同時期に投入された、
古河のM524-96218、土浦のM524-96220
ほぼ東急時代のままの車内等、仕様は概ね同一ですが、
M524-96218は前面方向幕周囲が黒色に塗られていること、
M524-96220は運賃箱が小田原RX-NZSとなっていることが、
それぞれ差異と言えます。

これまで茨城県内ではあまり見掛けることの無かった
東急中古車の投入は衝撃的ではありましたが、
現在は茨交にも東急中古車が投入されており、
違和感は薄らぎつつあります。

この4両はLED行先表示器を搭載していることも特徴で、
これまでLED行先表示器を採用していなかった土浦・水戸では
非常に新鮮な印象を受けました。
土浦の場合、LED行先表示器への改造に
積極的に取り組んでいる古河からの移籍車もいましたが、
水戸の場合、LED行先表示器の車は、
恐らく、この車が初めてではないかと思います。

車内はJRらしからぬ派手な座席が目を引きますが、
水色系統の内装はブルーが基調のJRには、
なかなか似合っていると思います。
水戸支店で現存する路線は水都東線のみと寂しい状況で
茨交や関鉄に圧倒されている印象ですが、
常磐大学―赤塚駅間の狭隘区間はスリリングで、
さらに近年は快速スワロー号の運転もあり、
一度は訪ねて損は無い支店です。

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