関東バス C5108


関東バス C5108/日産ディーゼルU-UA440LSN+富士重工業(7E)

短尺車が中心の関東バスにあって、
比較的路線条件の良い路線にのみ使用される
標準尺車がこの5100代です。
機械式ATのE-MATICを装備しています。
この車は側面の広告枠が撤去されていることもあり、
短尺車の3400代に見慣れた目には、
随分と堂々とした体躯に映ります。

近年、車両使用年数が急速に伸びた
関東バスですが、このC5108はその中でも、
現存する残り僅かとなってしまった1990年式で、
標準サイズのままである側面方向幕、
昔ながらのままの電照式の出入口表示、
キン・コンと鳴る後扉のチャイム、
紺色の幾何学模様の座席表皮など、
それ以降の年式の車にはない特徴を残しています。

写真撮影場所の荻36系統の終点、南善福寺は、
バス用のターンテーブルは再開発等で
徐々に減少しつつある昨今において、
ただターンテーブルがあるというだけでなく、
日中は概ね12分間隔でバスがやって来て、
乗客を乗せたまま回転するという点も魅力です。

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