関東鉄道 1508YT/いすゞP-LV314K+富士重工業(7E)
1990年式の自社発注大型車のうちの一両です。
にも関わらずナンバーが不相応に老番なのは、
製造当初はつくば北営業所に配置され、
つくば中央営業所に移動した後、
ごく短期間のみ鹿島営業所に配置され、
つくば中央営業所に戻ったためです。
しかし、鹿島方面が水戸ナンバーなのは、
地元住民である私としても、
違和感を禁じえないことなのですが。…(参考記事)
自社発注者の8Eでは、銀バンパーが定番ですが、
自社発注車の7Eでは、黒バンパーが定番で、
いすゞP-LV314Kだけでなく、日産ディーゼルP-U33Kも含め
自社発注車の7Eは黒バンパーとなっています。
この場合、当然ながらリアのバンパーも黒になります。
しかし、どういう訳か、2008年に至り…
突然に、銀パンパーへと変更されました。
これは、バンパーを再塗装した訳ではなく
流石に廃車発生品を転用したものらしいですが、
一体どういう意図があったのか気になるところです。
もちろん、リアのバンパーも銀になります。
なお、この車に先行して遼車の1509RGも同様に
黒バンパーから銀バンパーへと変更されています。
この様に関鉄の車は日々個性に磨きをかけていて、
そういった意味では玄人好みというか、
ある意味では一見さんお断り的なところが、
趣味的には非常に面白いと思います。
自社発注車の特徴たる黒バンパーが
見られなくなってしまうのは寂しいですが、
移籍車ではお馴染みの銀バンパーは
なかなか引き締まった印象で良いと思います。
【諸元】
登録番号:土浦200か・938←水戸200か・730←土浦22あ1233
年式:1990
型式:P-LV314K
機関:6QA2(11044cc 220ps/2300rpm)
ホイールベース:4.65m