茨城オート 182H

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茨城オート 182H/いすゞU-LV324KS+アイケイコーチ(Cubic)

オートで初導入となる国際興業中古車で、
いすゞ車の投入としては東京都交通局中古車に続くものです。
ホイールベースこそは4.8mのK尺としながらも、
フロントオーバーハングを0.14m詰め、全長を9.99mに抑えた
ショートフロントオーバーハング仕様であることが特徴の
国際時代の社番が7000代であった車です。
前扉と前輪タイやハウスとの間隔に注目すると、
フロントオーバーハングの短さが分かると思います。
なお、7000代では当初、側面方向幕は標準サイズで、
設置箇所は中扉の直後とされていましたが、
この車は1991年式以降に採用された大型サイズで、
設置箇所は戸袋窓の前方とされています。

国際興業時代の社番は7213で、1992年式です。
この車は大宮営業所に新製投入され、
最後は飯能営業所で活躍していました。
国際時代に車体更生を受けており、
車内にはその際の交運社の銘板もあります。

オートへの移籍に際しては、他車と同様に
前扉上にも足元灯増設されたことの他、
国際時代は前中扉間にのみ設置されていた
車外スピーカーが撤去された上で新たに、
前扉後方及び中扉後方に設置されたこと、
屋根上のマーカーランプも撤去されたこと、
前面方向幕が横方向が少々詰められたものへ、
側面方向幕が標準サイズのものへと、
それぞれ交換されたことなど、改造されています。
リアの乗降中ランプも移籍時に取り付けられたようです。

一方、車内はあまり手がつけられていない様で、
黄緑色一色の内張りが印象的です。
中扉窓のステッカーも残っています。

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