いわゆる「一つ目レインボー」に続いて投入された車で、
1989年に11J・12Jの2両が投入されていますが、
登録番号は続番ではなく、ロットは分けられています。
なお、元号の変化に応じて、
この車から社番の付番体系が変えられており
少々ややこしくなっています。
外見こそ、メーカーのモデルチェンジに加えて、
目立つのはなんといっても塗装が明るめになった点ですが、
内装は、相変わらず木張りの床とされていて、
座席は褐色に臙脂色のチェック柄の表皮となる等、
ほぼ「一つ目レインボー」を踏襲しています。
ただし、内張りがに上が褐色・下が茶色のものから、
褐色一色のものへと変更され少々明るい雰囲気となりました。
他車にも共通することですが、
外見は茨城交通と色違いといった印象でも、
内装は塗装や保護網の設置など、
茨交のそれとはかなり異なっている点に、
茨城オートの独自性を感じます。