関鉄パープルバス P027

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関鉄パープルバス P027/いすゞKL-LV280L1+いすゞバス製造(ERGA)

千葉中央バス中古車で、旧社番は1282です。
2002年に投入された1281・1282・1283の3両は
千葉中央としては初めて投入されたエルガです。
いずれも千葉営業所に投入されて同地で活躍し、
うち1282が廃車となった後に関鉄へと移籍して、
2016年に下妻本社営業所へと投入されました。

移籍に際しては低床塗装へと改められており、
側面窓周囲の黒色塗装もしっかりと入りました。
外観上大きな特徴であるのは側面の窓配置で
側面行先表示機が中扉後方に設置されており
中扉前方は窓が二枚となり賑やかな感じです。
このためホイールベース4.8mの短尺車ながら
車体が気持ち長く見えて、スタイリッシュです。

車内は内張りが上半分白色・下半分明茶色で
床は明灰色石目調の平滑な床材張りとされて
親会社の京成とは一線を画す仕上がりです。
また停留所名表示器は設置されていません。

座席配置は左側の前半が前向き1人掛4列で、
そのうち3・4列目は優先席に設定されており、
同後半は前向き1人掛2列・前向き2人掛2列、
右側は前向き1人掛7列・前向き2人掛2列で、
そのうち4・5列目は折畳座席となっています。
中扉後方にも立席スペースが確保されており、
比較的収容力を重視した仕様となっています。

2011年に投入された9334MK・9335TC及び
P015・P016以来となる千葉中央中古車であり
下妻の実に多様な車両陣に華を添えています。

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【諸元】
登録番号:つくば200か・662
年式:2003
型式:KL-LV280L1改
機関:8PE1-N(9880cc 240ps/2100rpm)
ホイールベース:4.8m

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