京都急行バス 005


京都急行バス 005/日野U-HU3KLAA+日野車体(BlueRibbon)

神戸市交通局中古車です。
京都急行がセレモニー観光を名乗っていた2005年、
京都駅八条口から東山七条から女坂を登った先にある、
京都女子大学に至る路線バスを開業させて、
乗合バス事業に新規参入した際に用意された
7両のうちの1両で、社番は後から付けられています。

「プリンセスライン」の愛称を持つ、この路線は
観光地の多い東山七条周辺を走るバスが
観光客で慢性的に混雑し遅延が発生しがちなため、
バスによる通学に困難があった京都女子大学への
アクセス改善を図るべく開業されたものです。
開業当初、途中バス停は東山七条のみでしたが、
烏丸七条・京阪七条・京都女子中高前バス停が
2005年中に新設され、利便性が向上した他、
2006年には四条河原町を経由する系統を新設、
その後も路線の新設・再編を繰り返しています。

特注で角型とされたヘッドライトが目を惹く他、
路線車らしからぬホイールカバーも気になります。
開業に際して、景観条例に抵触すると騒がれた
赤色の塗装は今でもそのままとされています。

現在は自社発注車も投入された京都急行ですが、
開業当初に用意された7両はいずれも中古車で、
2両(002・005)がU-HU3KLAA・神戸市中古
4両(001・003・004・006)がU-HU2MLAA・神戸市中古
1両(007)がU-MP218M・阪急中古、という内訳でした。
うち神戸市中古は年式に拠って側面窓の形状が異なり、
001・005はブラックサッシの二段窓ですが、
002・003・004・006はブラックサッシの逆T字窓です。
しかし、このうち神戸市中古車は淘汰が進んでおり、
残存するのは001・005のみとなったようです。

車内は概ね神戸市時代のままとされており、
乗降口側が二人掛け、非常口側が一人掛けの
ハイバックシートもそのまま並べられています。
一般席緑色縦縞・優先席橙色縦縞の座席表皮も、
上が白褐色、下が灰色の内張りもそのままです。
車内で唯一、目立つ移籍時の改造と言えば、
路線の案内や広告などを流す液晶モニタが
運転席背後、及び、側面窓内側に設置されたことで
その部分の側面窓上段が目隠しされているのが
車外からも確認できます。

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