ケイルック 京都230あ2001/日野KC-HU2MLCA+日野車体(BlueRibbon)
「らくなんエクスプレス」用の川崎鶴見臨港バス中古車です。
らくなん進都と京都駅八条口を結ぶ「らくなんエクスプレス」は
京都大学低炭素都市圏政策ユニットが運行主体となり、
ケイルックに運行委託されています。
ケイルックはこの「らくなんエクスプレス」用の車両を、
いずれもワンステップ車の中古車で揃えており、
うち、2000・2003・2004・2005が横浜市中古車、
うち、2001・2002がこの臨港中古車となっています。
「らくなんエクスプレス」では、らくなん進都にふさわしい
斬新な印象の意匠を車両・標柱・回数券類に導入しており、
これら「らくなんエクスプレス」用車両も運用に際して、
白色をベースに、両側面と後面の大部分を黒色とし、
側面に緑青色のラインと大きな「R’EX」のロゴを入れた上、
「URBAN PUBLIC TRANSPORT SYSTEMS」の文字が
バス前面・後面・両側面に入れられている、といった
モノトーン系の斬新な外装へと改められています。
R’EXの略称は、便利で親しみやすいバスとして付けられ、
バス前面・後面・両側面に入れられています。
側面窓は黒色のスモークフィルムが貼られており、
周囲の黒色塗装と一体的に仕上げられています。
出入口表示もこだわりを感じるデザインとなっています。
側面前方の「乗合」表示は乗合認可が下りた
2011年10月16日以前は「貸切」表示となっていました。
内装も臨港時代から、大きく手が加えられており、
座席は臨港時代同様、ハイバックシート主体ですが
座席表皮が濃灰色一色のものに張り替えられました。
握り棒は橙色に、内張りは明灰色に変更されました。
床材は濃灰色の床材張りとされています。
また、バスロケーションシステムを導入しており、
ウェブサイトでバスの位置情報を閲覧できる他、
ウェブサイトから事前に申し込みをすれば、
車内でインターネットもできるサービスもあります。
「らくなんエクスプレス」は前乗り均一料金制ですが、
運賃箱は手動のシンプルなものが搭載されているのが
斬新な外装や先進的施策と対照的で目を惹くところです。