関東鉄道 1930TR/トヨタCBF-TRH223B+トヨタ車体(HIACE COMMUTER)
取手市コミュニティーバス「ことバス」のうち、
東北部ルート用に投入された車です。
「ことバス」のうち、この東北部ルート以外では
フラットフィールドでCNG仕様へ改造を施した、
Aero MIde MEが専用車として用意されましたが、
この東北部ルートは狭隘路が存在することもあり、
HIACE COMMUTERが専用車とされました。
HIACE COMMUTERの投入は関鉄グループでは、
これが初めてのケースとなっていますが、
取手営業所へこの1930TRが投入されて間もなく、
同型車が石岡市デマンドタクシー用として
石岡営業所へG020・G021の2両投入されました。
HIACE COMMUTERは、ワンボックス車のHIACEでは、
全幅1.88m、全長5.38と最大サイズのグレードですが、
勿論、一般的なバスと比べればごく小さい車体です。
それでも、定員15名を確保し、2ナンバーとされており、
乗降口はパワースライドドアとされている他、
補助ステップ付きで、車外灯も装備しています。
また後部には車椅子リフトを装備しています。
トランスミッションは関鉄グループでは少数派である
トルクコンバータ式オートマチックトランスミッションで、
燃料はガソリン仕様が選択されています。
外装は他の「ことバス」専用車と同様に、
住民から聞き取った地域の特徴やイメージ等を、
カリグラフィーにより車体全体に入れた、
専用塗装を纏っており、かなり目立ちます。
ベースカラーは水色とされています。
「関東鉄道」の文字と社番もちゃんと入っています。
ホイールはこの手の車にありがちな銀鉄ちんではなく、
ホイールキャップ付きとなのがスタイリッシュです。
【諸元】
登録番号:土浦200あ・516
年式:2006
型式:CBF-TRH223B
機関:2TR-FE(2693cc 151ps/4800rpm)
ホイールベース:3.11m