関東鉄道 1793TR


関東鉄道 1793TR/三菱KK-MK25HF+三菱バス製造(AeroMidi)

取手営業所に配置されている自社発注車で、
小堀循環に使用される短尺の中型車です。
小堀循環は、1911年から実施された利根川の
改修工事によって生じた、取手市の飛び地である、
小堀地区と取手駅入口・かたらいの郷を結ぶバスです。
小堀地区と対岸の間には、1928年に運航を開始した
小堀の渡しと呼ばれる無料の渡し舟が運行されていましたが、
利便性や安全性の観点から、1999年に小堀循環に代替され、
小堀の渡しは、有料の観光船として存続されることとなりました。

その専用車として2000年に投入されたのが1793TRで、
塗装は三菱のサンプルカラーが採用されており、
先行して投入された茨城町特定車、1720MTの色違いです。
観光マスクに銀サッシと自家用車然とした地味な仕様ですが、
比較的稀有なホイールベース3.77mの短尺車であるのは、
唯一、注目されるべきポイントといえましょう。
小堀循環の終点、小堀周辺は狭隘路となっているために、
短尺が選択されたものと思われます。

車内もカバー付きのハイパックシートが並べられ、
運賃収受を行わないために運賃箱はないなど、
やはり自家用車然とした仕様となっていますが、
一応、降車ボタンが設けられています。

小堀循環には、この他、かつては1726TRも使用され、
現在では1758TR、1778TRも使用されていますが、
そのいずれもが別の用途から転用されたものであり、
1793TRは小堀循環用として、取手営業所へと
直接投入された唯一の車といえます。

【諸元】
登録番号:土浦200か・・96
年式:2000
型式:KK-MK25HF
機関:6M61-3(8201cc 225PS/2900rpm)
ホイールベース:3.77m

カテゴリー: 関東鉄道 パーマリンク

コメントを残す