阪東自動車 254


阪東自動車 254/日野KL-HU2PPEE+日野車体(BlueRibbonCity)

2001年投入の252253・254・255・256257の6両は
全てノンステップ車とされていますが、
2000年投入のノンステップ車、248・249250
いずれも短尺車を選択しているのに対して、
こちらは標準尺車を選択したのが特筆されます。

2000年に続き、いすゞ車と日野車が併行投入され、
252・253がいすゞ車、254・255及び256・257が日野車で、
うち日野車は2ロットに分けて2両ずつ投入されました。
また、いすゞ車はERGA、日野車はBlue Ribbon Cityと、
いずれも阪東初登場となる車種となっています。

Blue Ribbon Cityはノンステップ車のラインナップが
比較的高価なフルフラット仕様のみとなっており、
トランスミッションもオートマチックトランスミッションのみで、
マニュアルトランスミッションが選択できないため、
関東においては納入事例が非常に限られていますが、
トルクコンバーター式オートマチックトランスミッションの
積極的導入を進めている阪東では大量投入がなされ、
気軽に見ることが出来る車種となっています。

車内はフルフラット仕様であることに加えて、
ホイールベースを延長してノンステップエリアを広くした設計故
後部までノンステップエリア続き、広々とした印象です。
座席は前半部が三方シート、後半部が二人掛け座席ですが、
リアオーバーハングが短いため、後半部は三列のみで、
立席が多くとられた収容力重視の仕様となっています。
またエンジン周辺のデッドスペースが大きく、
申し訳程度の小さな後面窓は行先表示機で占有されています。

登場時は行先表示機が方向幕でしたが、
後にLED行先表示機へと改造が実施されています。
また、後にPASMO対応工事も実施されています。

担当者制の阪東らしく、ステッカー類や灯火類など
この車も各所に手が加えられており、嬉しい存在です。

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