関東鉄道 9153RG


関東鉄道 9153RG/日野U-HT2MMAA+日野車体(BlueRibbon)

茨城観光自動車の中古車です。
茨観時代より塗装が龍ケ崎ニュータウン用の
いわゆる赤龍塗装だった点が特色ですが、
関鉄自社発注車の赤龍塗装・青龍塗装の車が、
ブラックサッシであるのに対して銀サッシであるなど、
こちらは塗装以外は茨観としては標準的な仕様を踏襲した様です。

殆ど茨観時代のまま使用されていますが、
正面下部の「中のり」の行灯が撤去されたり、
側面後部の「竜ヶ崎ニュータウン」の文字が消されたり、
ライトベゼルが黒色から銀色になったり、
更には前後のバンパーが
鍍金仕上げ(クロームメッキ)から艶消し仕上げ(シルバー)となったりと、
細かな点では様々な差異があります。

茨観時代にこの車に乗車することは叶わなかったので、
茨観時代にこの車がどのような内装だったのかが判らず、
関鉄移籍後に車内にどのような改装が施されたかは、
残念ながら私には判りません…。

コメント欄にも書きましたように、
元事業者では車内がどのような仕様になっていたのか、
私の知識や経験の不足故に判らない場合が多くありことが、
最近、夏コミを控えて原稿の手直しをしている中での悩みです。

車内に改造痕を見つけても、
それが移籍前の改造なのか、移籍後の改造なのか
悩んでしまうことがありますし、
そもそも改造に気づいていないということも、
また、あるかもしれません…。
もし、拙ブログでの記述にお気づきの点がありましたら、
過去の記事でも構いませんので、
是非ともコメント頂きたく存じます。

車内の記録は乗車マナーとの兼ね合いもあり、
車外の記録に対してなかなか難しいとは思うのですが、
こうした点に関してもしっかりと解説しているサイト様を見ると、
ただひたすらに頭が下がる思いです。

まだまだ修行が足りませんね…。

【諸元】
登録番号:土浦22か1715
年式:1995
型式:U-HT2MAA
機関:M10U(9880cc 230ps/2500rpm)
ホイールベース:5.3m

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関東鉄道 9153RG への2件のフィードバック

  1. MAKIKYU のコメント:

    こんばんは。

    元茨城観光のこのタイプの車両は、こちらも茨観時代には乗車した事がありませんが、関鉄移籍後には一度乗車した事があり、冴えない緑色の座席に板張りの床といった茨観の標準的な仕様だった様に記憶しています。

    龍ヶ崎ニュータウン用の車両でも、関鉄に導入された車両は床がリノリウム貼りで座席モケットも異なるなど、随分異色な車両と感じたものでしたが…

  2. 大曽根線 のコメント:

    >>MAKIKYU様

    関鉄移籍後は私も乗車していますが、あの何とも言えない色の座席は味わいがありますね。関鉄のことですので、あまり手は加えられていないとは思うのですが、運転席背後の行灯は茨観時代にあったのかがどうしても思い出せません…。
    関鉄の自社発注車は遅くまで木床でしたが、特殊用途の車だと床材張りでモケットも柄物にする場合が多く見られましたね。ご指摘の竜ヶ崎ニュータウン関連の 1677RG、1678RG、1688RG―1690RGの他にも、つくば都心シャトルバス用の1657YT、1658YT、土浦市買い物バス用(→徳川慶喜展示館シャトルバス用)の1738MT―1741MTがあります。

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